K様に寄贈して頂いた井戸の完成報告書がカンボジアから届きました。

今回、井戸を建設した場所は、シェムリアップ州バンテインスレイ郡ツォセィー村というところです。シェムリアップ市内から約20キロ離れ、クレーン山という山の近くの村だそうです。

以前は、山からパイプで水を引いていたのだそうですが、その水が切れてしまい、毎日大きなバケツで水を運ばなければならない過酷な生活が続いていたということでした。

$Heal the World ♪

子供達は水が沢山出る様子を初めてみたそうで、本当に大喜びだったようです。

毎日の水運びから解放されて、安全な水が沢山使えるということは、本当に大きな恵みだと思います。

生まれた時から、水道をひねれば綺麗な水が出る生活をしている私達には中々想像できませんが、カンボジアの村の人達からすれば、井戸が近くにできるということは本当すごいことなのだと思います。

カンボジアの田舎に行くと、水道、電気、ガス、がないのは当然ですし、下水や排水の仕組みもありませんから、雨季になるとすぐに村が冠水しています。

そして乾季になれば、雨がほとんど降らないですから、井戸がなければ水がないのです。

いかに私達の生活が恵まれているのか、日々の生活の中では私自身もつい忘れてしまうのですが、このような報告書が届いたり、写真を見るたびに色々考えさせられます。


井戸を支援してくださったK様、本当にありがとうございました。