先日訪問した、カンボジアの孤児院の子供たちから、写真とメッセージが届きました。

写真を見ながら、訪問した時の様子を思い出し、少し懐かしい気持ちになりました。

$Heal the World ♪


子供達は、訪れるといつも、こちらの想像を上回る歓迎ぶりで出迎えてくれます。

丁寧に日本語であいさつをしてくれ、椅子を運んでくれたり、うちわであおいでくれたり、とても礼儀正しく親切なのです。

披露してくれる民族舞踊も、あまりの上手さにびっくりしますが、それ以上に、子供達の細かい気遣いに驚かされます。

日本のNGOが支援していますから、沢山の日本人が孤児院を訪れています。

日本人のスタッフの方もいるので、しつけもしっかりされているのだと思いますし、対応にも慣れているのだと思います。

だとしても、そういった子供たちの対応や、純粋に喜んでくれている姿を見ると、とても幸せな気持ちになれるのです。


孤児院の子供たちは、両親がいないか、いても病気や貧困で育てられないために、そこにいる子供たちです。

NGOの支援や、そこを訪れる人達の支援によって、今はご飯もお腹いっぱい食べられるようになり、学校にも通えるようになり、数年前に比べるとかなり恵まれた環境にはなっているようです。

そうは言っても、生活環境は厳しいですし、両親がいないという現実は、中々想像ができない状況ですし、将来の事を考えたときに、厳しい現実が沢山あると思うのです。

生活を共にしているわけではないですから、私にはほんの一面しかわかりません。もちろん、沢山の苦労がそこにはあると思います。

それでも子供達からは、みんな明るく、元気で、前向きに、幸せに生きている様子が伝わってきますし、子供達から優しさや思いやりを感じることができるのです。


両親がいなくて厳しい生活環境なのに、何故こんなに前向きで明るいのだろう? 

何故みんな元気で幸せそうなんだろう?


そして、

幸せとは一体何なのだろう?


それを知りたくて、そこに行きたい、ふれ合いたい。と感じているのだと思うのです。


貧しい=不幸

豊か=幸せ

この価値観が、自分自身の中にも、まだあるのだと思います。


しかし、

豊か=幸せ

が本当なのか?と考えてみると、決してそうとは言い切れないはずなのです。


つまり、貧しいから、豊かだから、不幸であるとか、幸せである。

ではなく、


今の現実をどれだけ幸せと感じることが出来るのか?

これが、幸せに生きれるかどうなのかだと思います。


貧しいけど幸せ(幸せそうに見える)

孤児院の子供達を見て、幸せとは何か?を、私は深い部分で感じたい。

のだと思います。

だから、また子供達に会いたい。と思うのでしょうし、

学びたい、実感したい。と感じているのではないかと思います。



お仕事ブログはこちらです。