カンボジア 首相顧問 シアン ブンレアン閣下のスピーチです。

約1時間以上の長いスピーチでしたが、スピーチの日本語での要約を頂きましたので下記に記載します。

$Heal the World ♪


Y.E.B Cambodia-Japan 小学校・校舎落成式

2012年7月22日

まず我々の崇拝なる仏教の修道僧に敬礼を致します。

こちらにお越しいただいている来賓の皆様にご挨拶させて頂きます。

外務省顧問、そして我が最愛なる妻フン・ブントエウンにもあいさつを忘れずに。

それから、こちらにお越し下さった支援者の皆様、そしてY.E.B Cambodia-Japan 小学校の先生方、学生の皆さん、その両親の皆さん、本日Y.E.B Cambodia-Japan 小学校の新校舎落成式にご参加下さり、大変うれしく思っております。

そして日本の沢山の支援者の皆様、このような素晴らしい校舎を寄贈して下さり、本当にありがとうございます。

本日、Y.E.B Cambodia-Japan 小学校新校舎落成式に来賓として参加できることを、大変光栄に思っております。首相からも、くれぐれも宜しくお伝えするよう、申しつかっております。

この新校舎は一棟で5つの教室がございます。この校舎は日本の支援者の皆様のあたたかいご支援により、約5万ドルで建設され、現地スタッフの協力のもと無事に完成した、立派の校舎でございます。大変おめでたい見事な成果でございます。

学生の皆さん、自分たちの村に、こんな立派な新しい校舎が出来たのですから、ますます勉強を頑張るようお願いします。

今の皆さんの時代というものは社会が解放されており、勉強も自由にでき、人権も守られており、あの悲惨なポルポト時代よりも大変豊かな生活をしています。それだけでも、有難さを感じなければなりません。

そしてこの平和を手にすることが出来たのは、世界の協力は支援があったからこそのことです。特に日本という国と人々を忘れずに感謝の気持ちを常に持ち、支援者の皆様のご期待に沿うように頑張ることです。

この平和を維持することが大切であり、これからのカンボジアは今の皆さんにかかっているのです。ぜひ勉強し、立派な人間になり、将来の自分の為、家族の為、そして国の為に頑張って下さい。

最後にもうひとつ、皆さん達に守って頂きたいことがあります。それは私達の美しい環境でございます。学校やあらゆる所にごみを捨てないよう、自分達の村をきれいにして下さい。

この学校もきれいに使って頂きたいし、次の弟や妹たちの為にもきれいな校舎を残してほしいです。そうすれば、この校舎を支援して下さった方々もきっと喜んでくださるでしょう。

最後になりましたが、日本の皆様に改めてお礼を申し上げます。そして、皆様のご活躍、ご成長、またご健康をお祈りいたします。ぜひこちらにもお越しください。

ご参加して頂いた皆様、先生方、学生の皆さん、本日は本当におめでとうございます。