会社の窓際はどのポジション?
忙しく仕事に追われる友人が「窓際でもいいからのんびりと働きたい」と愚痴っていた。どうやら、釣りバカ日..........≪続きを読む≫


窓際社員とは「基本的には、課題やミッションの与えられていない、端から見て、なんの仕事をしているかわからない人」とのこと。だそうです。

私もOL時代、会社に来てずっと新聞を読んでいる年配のおじさんを見て、「この人は何の仕事をしているんだろう・・・」と思っていた記憶があります。

はたからみると、「何もしないでお給料だけもらえて楽でいいよな」とか、出世する為に日々神経をすり減らすよりも、窓際でもいいからのんびり過ごしたい。と思う人もいるかもしれません。

記事にも書かれていますが、実際には今のご時世、大企業でなければそのような人員を雇っておく余裕はないとも思いますが・・・。


この「窓際」というポジション、はたから見たら楽に見えても、とてもストレスの多いポジションだろうと思います。

まだ途中までしか読めていないですが、先日少し読んでいたこちらの本にもこのような調査結果が書かれていました。

選択の科学/シーナ・アイエンガー

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さまざまな職業階層の健康状態の比較を行った結果、プレッシャーやストレスの多い環境で仕事をしている人達の方が、決定権や選択権の少ない立場で仕事をしている人達よりも寿命が長かったのだそうです。

野生の動物よりも、動物園の動物の方が短命である。とも書かれていましたが、これも同じ理由が考えられます。

つまり、人間には、自分に主導権のある状況で生きたい、自分で選択したい、自分の力で状況を変えたいという欲求があり、それが満たされないということは、大きなストレスになるということだと思います。

寿命ということで考えると、それだけが原因とは考えられないと思いますし、バラコミ的には、家族のバランス、様々なカルマが関係していると考えられます。

ただ、自分に選択権のある状態とない状態。自分に主導権のある状態とない状態。では、そのストレスの度合いは大きく違うように思います。

同じ仕事であったとしても、自分で選んでそれをやっている場合と、選択の余地なくやっている場合では、仕事への意欲も全然違うはずです。

何かを行う場合でも、自分で決めるのと、誰かから命令されるのでは、全く気持ちが変わります。

それだけ人間にとって、自分で選択する。というのは、とても重要な事なのだと思います。

だからこそ・・・ですが、「自然動」は、自分の感情に従う、自分の身体の声に従うということですから、自分の選択を優先することになり、ストレスを解消する流れに向かうのだと思います。

クライアントの方でも自然動に取り組まれた結果、独立されたり、自分のやりたい仕事を始められる方が多いのも、自分の感情に従う流れに導かれるからだろうと思います。



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