女性が信じる40の嘘/ナンシー・リー・デモス

¥2,100
Amazon.co.jp

内容紹介
「最初の女性」であるエバが蛇にだまされて以来、女性たちは多くの嘘に縛られてきた。「こんな私を神は愛してくれない」「自分には価値がない」―女性の心に入り込み、神の姿をゆがめて見せる40 の嘘を取りあげ、嘘から解放する真理を聖書から導き出す。


購入してからずっと本棚に置いていた本です。昨日ふと手にして一気に読みました。

聖書に基づいた内容でクリスチャンの方を対象に書かれているので、普通に読むと少し偏ってはいるのですが、深く心に届いたメッセージが沢山ありました。

購入した時にはおそらく理解出来なかったけれど、今なら納得できる・・・そんな内容がいくつかありました。

「女性達が縛られてきた多くの嘘」と書かれていますが、女性達のもっている間違った前提が、その人生を苦しめている。と考えると色々納得できるように思いました。

例えば、

結婚したら幸せになれる。
結婚は孤独を癒すものである。
男性は女性を助けるべきだ。守られて当然である。
男女平等、男女対等。
この人と結婚していなかったらもっと幸せだったかも知れない。

・・・など。

あと・・・様々な事に対する言い訳。

お金がないから〇〇できない。
子供にイライラするのは、仕事のストレスのせいだ。
私が〇〇できないのは〇〇のせいだ。
家庭環境が悪かったから、私は〇〇できない。
旦那が協力してくれないから。
母が、子供が、〇〇だから・・・など。

私自身もすぐに「言い訳」するので、耳が痛い話ですし、日常生活の中では、そう言いたくなることも沢山あるものだと思います。

ただ、間違った前提を持っていたり、誰かの何かのせいで・・・できない。と他者責任的に考えていると、ネガティブな状態から抜け出すことが難しくもあると思います。

本書には、エデンの園で始まったアダムとエバの「責任転嫁ゲーム」が現代にもずっと続いている。と書かれていましたが、女性は男性のせいに、男性は女性のせいに、親は子供のせいに、子供は親のせいに、なるほどその通りだと思います。

カルマの理論を深めてゆくと、自分の前提が間違っている事に気がついたり、自己責任的な考え方に近づいてゆきます。

理想論かも知れませんが、どんな事が起こっても常に自己責任で考えることができれば、人は幸せに自由に生きれるのだと思います。

自分自身が、そこに到達できるのどうかわかりませんし、物凄く長い道のりのようにも感じますが、そこに到達したい・・・です。

私自身もまだ落とし込めていない部分が沢山あるので、中々表現するのが難しいのですが、今の自分にとって沢山の気付きがあり、繰り返し読みたいと思いました。




お仕事ブログはこちらです。