先日「タイタニック」を観ました。今3Dで再上映されていますね。

若き日のディカプリオに見とれながら、ストーリーを思い出しつつ見ていました。やはり、このシーンはドキドキします。

$Heal the World ♪

映画も本もそうですが、それを見たり読んだりする時の、自分自身の心の状態や環境、立場によって、感じ方が違ったり、共感する部分が違うことはよくあると思います。

今回は、特に船が沈没するまでの様子と震災での津波の映像が重なったり、また、人が何とか生き延びようとするシーン、逆に死を受け入れようとするシーンにフォーカスしていました。

震災での地震や津波の恐怖は、私にはとうてい想像することができませんし、実際に体験された方からしたら、重ねる事自体が間違っているかも知れません。

ただ、もし自分があの船に乗っていたら、どんな行動を取るのだろう、そんな事を考えながら、津波の恐怖を想像しながら、映画を観ていました。

死への恐怖と戦う、それぞれの立場の人達の心の動きや表情にとても引き込まれました。

船と一緒に沈むことを覚悟して、最後まで演奏を止めなかった音楽隊のシーンは、やはり心を打たれますが、あのシーンは特に男性がグッとくる場面ではないでしょうか。

大義の貫いて死を選ぶ男性に対して、ローズが愛するジャックの分まで生き延びようとする姿は、女性というものを象徴しているようにも思います。

3Dメガネをかけて見ているので、ボロボロ涙がこぼれるのも気にならず、思う存分泣く事が出来ました。(笑)

日常生活の中では考えないことや、体験できないことを映画を通じて考えたり想像することは、カルマの理解や解消にも役立つと思います。



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