映画「TIME」を観て来ました。

$Heal the World ♪

科学の進歩により人々の成長が25歳で止まり、

腕にはタイム・クロックが埋め込まれている。

貧しい人々は25歳になると、あと1年しか命の猶予がなく、

26歳以後は日々、自分の時間を切り売りしながら、

毎日、命の亡くなる事におびえながら生きていかなければならない。

それに対し、富裕層は非常に長い命を持ち、その時間をもてあまして

生きている・・・というストーリー。


時間が通貨になっている世界で、まさに時間の格差社会が

描かれていました。


映画のレビューを見ると、意外と評価が低かったのですが・・・

私としては、結構面白かったです。確かに突っ込みどころは

満載でしたが・・・。


貧困層の時間を富裕層が搾取しているという話。

現代の世の中の構図をあらわしているのだと思いました。

世界の構図を考えた時に、途上国の人達の安い労働力の

おかげで、先進国の私達が快適に生きているというのは、

紛れもない事実だと思います。

もしも途上国の人達の労働賃金が上昇すれば、

先進国に住む私達の物価が必然的に大きく跳ね上がるはずです。

すると私達自身の生活が成り立たなくなりますから、

現実的に格差をなくす。というのはとても難しいことだと思います。

ある意味、この映画と同じではないのか・・・。と思いました。


映画に出てくる富裕層達が、世界の構図からみると

自分にも当てはまると思うと、色々と考えさせられます。

途上国の人達からすると、日本に住む私達の生活は、

雲の上の生活であるはずですし、

映画の中の世界と同じだと思います。


日々の生活のなかで、悩み、苦労、問題、ストレス、

理想と現実とのギャップ、いろいろあると思います。

私自身も、悩んだり、落ち込んだり、不安になったり、

時には、悲劇のヒロインになってしまう事もありますが、

それでも、途上国の人達からすると、夢のまた夢の毎日

を送っているのですよね。

そんな風に思うと、そんな事で悩めることが、

豊かな証拠なのだろうと思います。




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