先日、何かの番組で、野沢温泉の火祭りの様子が

報道されていました。日本三大祭の一つとされている

そうです。Youtubeで動画がありましたが、

何も知らずにこれだけ見ると、まるで何かの暴動の

のような激しさですね。



社殿に火をつけようとする人達と、守る人達との戦いです。

毎年45歳、25歳の厄年の男性が、社殿を守るのが

慣わしなのだそうです。

社殿の上を守るのが、45歳の厄年の男性で、

社殿の周りで、主に激しい火の攻防から守るのが、

25歳の厄年の男性なのだそうです。

火の粉が飛び交う中、体を張って社殿を守ることで

一人前の男になるのだそうです。


厄年というのは、災難に遭いやすい年ということで、

一般的には神社などで厄払いをしてもらう慣わしがありますが、

祭りによって、遭えて自ら災難に立ち向かうことで、

厄払いになっているのですね。

これだけ激しければ、しっかり厄落としが出来そうですね。


例えば、起こりうるトラブルがある場合、事前に同種の仕組みの

ネガティブな出来事を肯定的に体験(疑似体験を含む)

することで、大きなトラブルを回避することが出来たりします。

例えば、貧しい途上国へ旅をすることで、貧困の疑似体験

になりますし、

激しいスポーツや武術などに取り組むことで、

病気や身体的苦痛を避けることになるかとも思います。

一般的に修行と言われる内容も同じように考えることが

出来るはずです。


ちなみに、私が見たこの火祭りの番組では、

激しい祭りが終わった後、ある25歳の男性が、彼女に

プロポーズしていました。

あちこち傷を負いながら、体を張って戦った彼の姿は

数段素敵に頼もしく見えるでしょうし、女性としても、

そんな彼を支えたいという気持ちも強まるでしょうし、

ある意味、最高のシチュエーションですね。




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