今回、「一乗院」さんという宿坊にお世話になりました。
はじめての体験なので、ちょっぴりドキドキです。
高野山には５０以上の宿坊があり、町全体が宿坊という感じです。
なので、どこに泊まるかとても悩んだのですが、
「一乗院」さんを選んだ理由は、
場所がわかりやすかったこと、おひとり様プランがあったこと、口コミの評判が良かったこと、写経や瞑想の体験だできること、でした。
緊張しながら、玄関に向かうと、若いお坊さんがにこやかな表情で出迎えて下さいました。
まず最初に驚いたのは･･･
そのお坊さんが、とてもイケメンだったこと！
驚くのも失礼な話ですが、思わずじっと見とれてしまいました･･･。（恥）（ゴメンナサイ。。。しかし、お坊さんもどうやらこのリアクションに慣れているようです･･）
そして、そのお坊さんが部屋まで案内して下さり、とても丁寧に一通りの説明をして下さいました。
スケジュールは、
当日
５時半～ 夕食
写経
お風呂
就寝
翌日
６時～ 朝の勤行
７時～ 朝食
８時～ 阿字観瞑想体験
１０時 チェックアウト
でした。
写経と瞑想は、オプションですが、両方申し込んだので、かなり盛り沢山になりました。
夕食は楽しみにしていた精進料理です。
料理もお坊さんが丁寧に運んで下さって、配膳して下さいます。
お坊さんにして頂くことに、何だか申し訳ないような気持ちになります･･･。
皆さん修行の一環としてなさっているのですが、やはり一つ一つの所作が本当に美しいんです。
料理は順番に運んで下さるので、写真はちょっとさみしげですが、ボリュームもあって、一つ一つが繊細で、全てが美味しかったです。
食事が終わると、今度はお布団を引いて下さいました。（恐縮）
次に写経です。
筆を持つのは久しぶりですが、嫌いな方ではないので、集中して１時間程で仕上げることが出来ました。
完成した写経は、明日の勤行の際に奉納します。
宿泊客が少なかったのもあり、夜は本当に静かです。
お部屋にＴＶもありましたが、あまり見る気にはならず、
日常では味わえない静けさの中、終始、瞑想的な気分でした。
翌朝、５時に目覚め、６時からの勤行（朝のお勤め）に参加しました。
本堂は、とても荘厳な趣で、朝の冷え込みも重なりとても気持ちが引き締まりました。
朝のお勤めは、自由参加ですが、やはり宿泊されるほとんどの方が参加されるようです。
海外からの観光客の方も、慣れない正座に終始足を動かしながら、参加されていました。
お経を唱えるお坊さんの声が、本堂に響き渡り、とても美しいのです。
お勤めの最後に、副住職さまがご挨拶をして下さるのですが、
その穏やかな話し方と、美しい所作に、見とれてしまいました。
約１時間のお勤めが終わり、お部屋に戻ると、お布団が片付けられ、朝食の用意がきっちりとできています。
何だか至れりつくせりです。
普段の朝は、トースト１枚とフルーツなんですが、ご飯２膳しっかりと食べてしまいました。
ほっと一息ついたら、阿字観瞑想です。
先程の、素敵な声の副住職さまが、指導して下さいました。
今回は体験なので、阿字観瞑想の、さらに初歩になる「阿息観瞑想」でした。
私の場合、瞑想での最大の難関が、「座禅」なのです。
股関節がかたいので、上手く座れず、ヴィパッサナ瞑想の時も、足が痛くて苦戦しました。
今回は、初心者入門編だったので、あまり気にしないで下さいと言われたことと、
お坊さんがとても丁寧に誘導して下さるので、とてもやりやすかったです。
３０分の瞑想の時間が、あっという間でした。
部屋に戻って、そのまま自然動をしてみましたが、とても心地よく出来ました。
そんなこんなで、もうチェックアウトの時間です。
お寺の散策はあまりゆっくり出来ませんでしたが、
大きな鯉のいるとても素晴らしい庭園があったり、
このような見事な襖絵が沢山あったり、
古い建物ですが、塵ひとつ落ちておらず、床もピカピカに磨かれていて素晴らしかったです。
お坊さん達が、とても親切で丁寧にもてなして下さり、心がとても豊かになりました。
一人で温泉旅館に泊まるのは、一人旅に結構慣れている私でも、ちょっと抵抗があるのですが、
宿坊は、むしろ一人で静かに泊まりたい･･･とも感じました。
たった一日でも、とても心が穏やかになれること、とても満たされた気持ちになれること、日常から切り離された空間に身をおけることは、とても価値があるなぁと感じました。
次は、冬の高野山に行ってみたい･･･と思っています。
･････････････････････････････
カンボジアのグリーンティングカードのチャリティー販売を致します。
詳細はこちらです。
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はじめての体験なので、ちょっぴりドキドキです。
高野山には５０以上の宿坊があり、町全体が宿坊という感じです。
なので、どこに泊まるかとても悩んだのですが、
「一乗院」さんを選んだ理由は、
場所がわかりやすかったこと、おひとり様プランがあったこと、口コミの評判が良かったこと、写経や瞑想の体験だできること、でした。
緊張しながら、玄関に向かうと、若いお坊さんがにこやかな表情で出迎えて下さいました。
まず最初に驚いたのは･･･
そのお坊さんが、とてもイケメンだったこと！
驚くのも失礼な話ですが、思わずじっと見とれてしまいました･･･。（恥）（ゴメンナサイ。。。しかし、お坊さんもどうやらこのリアクションに慣れているようです･･）
そして、そのお坊さんが部屋まで案内して下さり、とても丁寧に一通りの説明をして下さいました。
スケジュールは、
当日
５時半～ 夕食
写経
お風呂
就寝
翌日
６時～ 朝の勤行
７時～ 朝食
８時～ 阿字観瞑想体験
１０時 チェックアウト
でした。
写経と瞑想は、オプションですが、両方申し込んだので、かなり盛り沢山になりました。
夕食は楽しみにしていた精進料理です。
料理もお坊さんが丁寧に運んで下さって、配膳して下さいます。
お坊さんにして頂くことに、何だか申し訳ないような気持ちになります･･･。
皆さん修行の一環としてなさっているのですが、やはり一つ一つの所作が本当に美しいんです。
料理は順番に運んで下さるので、写真はちょっとさみしげですが、ボリュームもあって、一つ一つが繊細で、全てが美味しかったです。
食事が終わると、今度はお布団を引いて下さいました。（恐縮）
次に写経です。
筆を持つのは久しぶりですが、嫌いな方ではないので、集中して１時間程で仕上げることが出来ました。
完成した写経は、明日の勤行の際に奉納します。
宿泊客が少なかったのもあり、夜は本当に静かです。
お部屋にＴＶもありましたが、あまり見る気にはならず、
日常では味わえない静けさの中、終始、瞑想的な気分でした。
翌朝、５時に目覚め、６時からの勤行（朝のお勤め）に参加しました。
本堂は、とても荘厳な趣で、朝の冷え込みも重なりとても気持ちが引き締まりました。
朝のお勤めは、自由参加ですが、やはり宿泊されるほとんどの方が参加されるようです。
海外からの観光客の方も、慣れない正座に終始足を動かしながら、参加されていました。
お経を唱えるお坊さんの声が、本堂に響き渡り、とても美しいのです。
お勤めの最後に、副住職さまがご挨拶をして下さるのですが、
その穏やかな話し方と、美しい所作に、見とれてしまいました。
約１時間のお勤めが終わり、お部屋に戻ると、お布団が片付けられ、朝食の用意がきっちりとできています。
何だか至れりつくせりです。
普段の朝は、トースト１枚とフルーツなんですが、ご飯２膳しっかりと食べてしまいました。
ほっと一息ついたら、阿字観瞑想です。
先程の、素敵な声の副住職さまが、指導して下さいました。
今回は体験なので、阿字観瞑想の、さらに初歩になる「阿息観瞑想」でした。
私の場合、瞑想での最大の難関が、「座禅」なのです。
股関節がかたいので、上手く座れず、ヴィパッサナ瞑想の時も、足が痛くて苦戦しました。
今回は、初心者入門編だったので、あまり気にしないで下さいと言われたことと、
お坊さんがとても丁寧に誘導して下さるので、とてもやりやすかったです。
３０分の瞑想の時間が、あっという間でした。
部屋に戻って、そのまま自然動をしてみましたが、とても心地よく出来ました。
そんなこんなで、もうチェックアウトの時間です。
お寺の散策はあまりゆっくり出来ませんでしたが、
大きな鯉のいるとても素晴らしい庭園があったり、
このような見事な襖絵が沢山あったり、
古い建物ですが、塵ひとつ落ちておらず、床もピカピカに磨かれていて素晴らしかったです。
お坊さん達が、とても親切で丁寧にもてなして下さり、心がとても豊かになりました。
一人で温泉旅館に泊まるのは、一人旅に結構慣れている私でも、ちょっと抵抗があるのですが、
宿坊は、むしろ一人で静かに泊まりたい･･･とも感じました。
たった一日でも、とても心が穏やかになれること、とても満たされた気持ちになれること、日常から切り離された空間に身をおけることは、とても価値があるなぁと感じました。
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