昨日、おととい、高野山に行ってきました。
はじめての高野山、そしてはじめての宿坊体験でした。
ここに行くきっかけは色々ありました。
一つは、熊野古道に行った後、「次は高野山かな?」と思ったこと。
最近、「履くだけで美脚」といううたい文句につられ、イージートーンというウォーキングシューズを買ったこと。
「どこかで気持ちよく歩きたい」と考えていました。
さらに、ネットで何か検索していた時に、「宿坊」にたどり着いたこと。
予定が流れて時間がぽっかり空いたこと。
そんな感じで、自然動のセットにも導かれながら、高野山に向かうことになりました。
南海高野線の最終駅、極楽橋から高野山まではケーブルカーに乗り換えます。
高野山駅に到着すると、明らかに空気の感じが変わります。
もちろん標高も高いのですが、それだけではない、引き締まった冷たい空気がとても心地よい感じでした。
まずは、千手院橋までバスで行き、中央食堂「うりぼう」さんで腹ごしらえ。
こちらの精進料理がとても美味で、2日連続行ってしまいました。
ここから、「聖地 奥の院」までの約3キロの道のりを歩きました。
たくさんのお坊さんとすれ違いながら、信仰の地と言われたこの道を歩くだけで、気持ちが落ち着きます。
一の橋口。この橋から、奥の院の参道になります。
樹齢何百年の老杉に囲まれ、20万基以上と言われる墓碑が立ち並び、とても不思議な空間です。
ここから空気ががらっと変わります。
皇室、大名、公家などのお墓がところ狭しと並び、戦国大名の6割の墓所があるのだそうです。
徳川家康、豊臣秀吉、織田信長、明智光秀、等々、歴史上著名な人物のお墓がたくさん並んでいました。
その他にも、多くの戦死者が祭られていたり、日本を代表する企業の個性的な慰霊碑が沢山あったり、
著名人のお墓、また数々の無縁仏の山など、驚くほどたくさんのお墓がありました。
参道の途中にあった、「姿見の井戸」
この井戸をのぞいて自分の姿が写らなければ、3年以内に死ぬという言い伝えがあるのだそうです。
怖いですから、私は見ませんでしたが・・・。
数々のお墓の連なる参道が終わると、御厨橋があります。
この先は、聖地の中の聖地とも言われています。
写真撮影なども一切禁止です。
弘法大師さまが、今現在も入定されている、つまり今なお瞑想修行を続けられているとも言われている御厨に繋がっています。
言葉では上手く表現できませんが、明らかに異空間にいるような、とても不思議な感覚でした。
参拝している方の手を合わせる姿も、とても真剣です。
ここまで来ると、さらにたくさんのお坊さんに出会います。
道すがら、お坊さんからお大師さまの絵葉書を頂きました。
明らかに俗世界から切り離された世界でした。
とても清らかで有り難い気持ちになるのは、バラコミ的に考えるならば、
ここに参拝にくる多くの人達の信仰心。
そしてたくさんのお坊さん達の信仰心や修行によって行き着いた境地。
もちろん、お大師さまのこころ。
その不理解感情が、この場所にあるからなのでしょう。
往復で結構歩きましたので、足がパンパンになりました。
履くだけで美脚。という靴は、とても足が疲れるということがわかりました(苦笑)
しかしながら、とても有意義で、とてもおだやかで、とてもすがすがしい時間を過ごすことができました。
ちょうどよい時間になったので、いよいよ宿坊に向かいます。
つづく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カンボジアのグリーンティングカードのチャリティー販売を致します。
詳細はこちらです。
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はじめての高野山、そしてはじめての宿坊体験でした。
ここに行くきっかけは色々ありました。
一つは、熊野古道に行った後、「次は高野山かな?」と思ったこと。
最近、「履くだけで美脚」といううたい文句につられ、イージートーンというウォーキングシューズを買ったこと。
「どこかで気持ちよく歩きたい」と考えていました。
さらに、ネットで何か検索していた時に、「宿坊」にたどり着いたこと。
予定が流れて時間がぽっかり空いたこと。
そんな感じで、自然動のセットにも導かれながら、高野山に向かうことになりました。
南海高野線の最終駅、極楽橋から高野山まではケーブルカーに乗り換えます。
高野山駅に到着すると、明らかに空気の感じが変わります。
もちろん標高も高いのですが、それだけではない、引き締まった冷たい空気がとても心地よい感じでした。
まずは、千手院橋までバスで行き、中央食堂「うりぼう」さんで腹ごしらえ。
こちらの精進料理がとても美味で、2日連続行ってしまいました。
ここから、「聖地 奥の院」までの約3キロの道のりを歩きました。
たくさんのお坊さんとすれ違いながら、信仰の地と言われたこの道を歩くだけで、気持ちが落ち着きます。
一の橋口。この橋から、奥の院の参道になります。
樹齢何百年の老杉に囲まれ、20万基以上と言われる墓碑が立ち並び、とても不思議な空間です。
ここから空気ががらっと変わります。
皇室、大名、公家などのお墓がところ狭しと並び、戦国大名の6割の墓所があるのだそうです。
徳川家康、豊臣秀吉、織田信長、明智光秀、等々、歴史上著名な人物のお墓がたくさん並んでいました。
その他にも、多くの戦死者が祭られていたり、日本を代表する企業の個性的な慰霊碑が沢山あったり、
著名人のお墓、また数々の無縁仏の山など、驚くほどたくさんのお墓がありました。
参道の途中にあった、「姿見の井戸」
この井戸をのぞいて自分の姿が写らなければ、3年以内に死ぬという言い伝えがあるのだそうです。
怖いですから、私は見ませんでしたが・・・。
数々のお墓の連なる参道が終わると、御厨橋があります。
この先は、聖地の中の聖地とも言われています。
写真撮影なども一切禁止です。
弘法大師さまが、今現在も入定されている、つまり今なお瞑想修行を続けられているとも言われている御厨に繋がっています。
言葉では上手く表現できませんが、明らかに異空間にいるような、とても不思議な感覚でした。
参拝している方の手を合わせる姿も、とても真剣です。
ここまで来ると、さらにたくさんのお坊さんに出会います。
道すがら、お坊さんからお大師さまの絵葉書を頂きました。
明らかに俗世界から切り離された世界でした。
とても清らかで有り難い気持ちになるのは、バラコミ的に考えるならば、
ここに参拝にくる多くの人達の信仰心。
そしてたくさんのお坊さん達の信仰心や修行によって行き着いた境地。
もちろん、お大師さまのこころ。
その不理解感情が、この場所にあるからなのでしょう。
往復で結構歩きましたので、足がパンパンになりました。
履くだけで美脚。という靴は、とても足が疲れるということがわかりました(苦笑)
しかしながら、とても有意義で、とてもおだやかで、とてもすがすがしい時間を過ごすことができました。
ちょうどよい時間になったので、いよいよ宿坊に向かいます。
つづく。
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