昨日、日付が変わったので、一昨日になりますが、

終戦記念スペシャルで放映されていた「母べえ」を見ました。

ご覧になられた方もおられると思います。

戦前~戦中にかけての動乱の中で生き抜く家族のストーリーです。

「戦争について」「家族の絆」について、沢山考えさせられました。


真剣にTVを見ている私を横目で見ながら母が、

「こんな時代知ってる人、もうほとんどおらんよね・・・」

とつぶやきながら、通りすぎていきました。

あまりにも実感がこもっていて、何も言葉が出ませんでした。


戦争という命の危険と物のない時代から、

現代の平和で物が溢れた時代まで、

すべてを経験しながら生きてきた、「母」という存在を

改めて考えました。


最後に、「母べえ」が亡くなるシーンをみて、

自分が未来的に経験するであろうシーンを想像し、

久しぶりにたくさん泣いてしまいました。


私には、兄弟がいませんし、父も他界しています。

もともと両親も高齢でしたし、兄弟も少ない家系なので、

付き合いのある親戚やいとこなどもほとんどありません。

私の唯一の身内である「母」が亡くなることが、

今の私にとって、おそらく最大の恐怖だと思います。


いつかは直面しなくてはいけないし、

自分の努力ではどうすることも出来ないけれど、

その日が来るのが、本当に怖いです。


ただ沢山泣いたことで、まだまだ母に対する罪悪感が

残っていることに気付けたりと、少しまた自分の感情とも

向き合うことが出来ました。


自分が頑張る為の大きな原動力でもありながら、

大きなブレーキでもある、母親という存在。

小さいけれど、あまりにも大きな存在。


いづれその日が来た時、自分がどうなってしまうのか、

考えることがとてもとても怖いですが、

もしも「母べえ」の時代だったら・・・と考えると、

今は余りに幸せで、感謝しなくてはいけないし、

今の幸せを大切に毎日を大切にしなくては・・・と思いました。




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