熊野古道2日目は、熊野那智大社と那智の大滝です。
今日のガイドは福辻さんとおっしゃるベテランの語り部の方でした。
ガイドブックや熊野古道関連の報道や新聞など、よく出て
おられたそうです。
今日は「大門坂」という入り口からスタートです。
この古道は、約2.5キロ~3キロと、昨日よりも短めですが、
階段がとてもとても多いです。
昨日の石畳の道とは、また趣きが違い、沢山の石段と森の中の
細い道を歩いてゆく感じです。
周りに沢山生い茂っている木々は、樫の木で、通常約10年で
植え替えをしているのだそうです。その中で、ときどき樹齢何百年
という大きな木がどっしりと構えています。
こちらは、倒れてしまった木の跡。木の中はなんと空洞です。
さて、程なく歩くと、熊野三山の一つ、熊野那智大社へ到着しました。
ちなみに熊野三山とは、熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社
を云います。今回は3日間で、この全てをまわるのが、目的の一つでした。
熊野神社は、全国全ての都道府県に合計約3千社もあるそうです。
それだけ、熊野の信仰があついことがわかります。
昔の時代の熊野詣は、徒歩で何百キロを何日もかけて歩くという
まさに命がけの旅でした。途中、病気になったり、狼や山賊に襲われることも
多く、旅の途中で沢山の人達が亡くなったそうです。
にも関わらず、何故これだけ信仰が広がったのか、命がけで各地から熊野に向かって
多くの人達が訪れたのか・・・?
それは、差別や身分制度が厳しかった当時、一般的にはごく限られた
身分の高い人した詣でることは難しく、庶民や女性や病人などは、
神社に行きたくても受け入れてもらえなかったのだそう。
そんな中で、熊野の神様だけが、身分に関わらず、一切の差別をせず、
迎え入れてくれる唯一の場所だったからだそうです。
そんな理由から貴族や武士にはもちろんですが、庶民にとても人気があった
ようです。身分に関係なく、苦労して辿りついた者に恵みを与えてくれる
ということで、各地から多くの人達が熊野の地に向かったということです。
そして旅の途中、狼や山賊に襲われたり、病気になって亡くなってしまった
人を、弔ったのがなんと地元の人達なのだとか。
見ず知らずの旅人の亡骸を埋めて、お墓を建て供養をしたという、
中々考えられないことですが、そんな旅人を迎え入れる姿勢が
今の熊野の地元の人達にも、受け継がれているそうです。
なるほど町の人達は本当に温かく、後のブログでも書こうと思っていますが、
とても親切でフレンドリーです。
今回の旅では、そんな人の温かさに沢山沢山触れることが出来ました。
日本て素敵だなぁ~としみじみ感じました。
話がそれましたが、熊野那智大社の少し行くと、かの有名な那智の大滝が
あります。台風の影響で水量も増していたそうで、もの凄い迫力でした。
熊野の信仰は、このような滝や木や石という、自然に対する信仰です。
自然に神様が宿っているという感覚が、今回本当にあらゆるところで
実感できました。この滝を見て、思わず手を合わせたくなるその気持ちも
よくわかりました。
この後本当は、一人で速玉大社に行く予定だったのですが、
またまた素敵な方が、ガイドをして下さることになりました・・・つづく。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
8/27(土)カンボジア・スペシャルチャリティーセミナー
■日時
8月27日(土)14時~16時半(13時半開場)
■場所
千里公民館3階(豊中市千里文化センターコラボ内)
第1講座室 若しくは美術室(地下鉄御堂筋線 千里中央駅 北改札口下車 徒歩1分)
■会費
1000円(全額チャリティーです)
■特典
当日参加(および寄付など)頂いた方への特典と致しまして、
「努力のコツ・勉強のコツ・能力開発のコツ(仮)」の小冊子を無料で進呈致します。
この小冊子は、私の『カルマ学と自然動の師匠』に特別に執筆をお願いしたものです。
(なお、この小冊子は当イベントのみの配布です…後日になりますが、
PDF版の無料ダウンロードも予定しています)
■チャリティーセミナーの内容
1.バラコミ受講生有志によるスペシャルセミナー
2.自然動レクチャー&発表会
■寄付でのご協力も承っております。
【振込み専用口座】
■郵貯銀行
00960-2-182542
バランスコミュニケーションチャリティー基金
■一般銀行からお振込みの場合)
郵貯銀行
0九九支店(ゼロキュウキュウ支店)
当座0182542
バランスコミュニケーションチャリティー基金
何故この時期に、カンボジアへのチャリティー開催なのか…
このセミナーの開催について、現在の東日本の状況を考えた時、
不適切であると感じる方も多いと思うのです。
下記は、カンボジア・スペシャルチャリティーセミナーの
開催理由について書かれています。このイベントが、私自身の
ごく個人的な感情により開催されることを、ご理解頂ければと思います。
(しかも、かなりの長文になってしまいました。よろしければご一読ください…)
開催理由についてはこちらです。
イベントの参加お申し込みと寄附に関する詳細はこちらです。
今日のガイドは福辻さんとおっしゃるベテランの語り部の方でした。
ガイドブックや熊野古道関連の報道や新聞など、よく出て
おられたそうです。
今日は「大門坂」という入り口からスタートです。
この古道は、約2.5キロ~3キロと、昨日よりも短めですが、
階段がとてもとても多いです。
昨日の石畳の道とは、また趣きが違い、沢山の石段と森の中の
細い道を歩いてゆく感じです。
周りに沢山生い茂っている木々は、樫の木で、通常約10年で
植え替えをしているのだそうです。その中で、ときどき樹齢何百年
という大きな木がどっしりと構えています。
こちらは、倒れてしまった木の跡。木の中はなんと空洞です。
さて、程なく歩くと、熊野三山の一つ、熊野那智大社へ到着しました。
ちなみに熊野三山とは、熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社
を云います。今回は3日間で、この全てをまわるのが、目的の一つでした。
熊野神社は、全国全ての都道府県に合計約3千社もあるそうです。
それだけ、熊野の信仰があついことがわかります。
昔の時代の熊野詣は、徒歩で何百キロを何日もかけて歩くという
まさに命がけの旅でした。途中、病気になったり、狼や山賊に襲われることも
多く、旅の途中で沢山の人達が亡くなったそうです。
にも関わらず、何故これだけ信仰が広がったのか、命がけで各地から熊野に向かって
多くの人達が訪れたのか・・・?
それは、差別や身分制度が厳しかった当時、一般的にはごく限られた
身分の高い人した詣でることは難しく、庶民や女性や病人などは、
神社に行きたくても受け入れてもらえなかったのだそう。
そんな中で、熊野の神様だけが、身分に関わらず、一切の差別をせず、
迎え入れてくれる唯一の場所だったからだそうです。
そんな理由から貴族や武士にはもちろんですが、庶民にとても人気があった
ようです。身分に関係なく、苦労して辿りついた者に恵みを与えてくれる
ということで、各地から多くの人達が熊野の地に向かったということです。
そして旅の途中、狼や山賊に襲われたり、病気になって亡くなってしまった
人を、弔ったのがなんと地元の人達なのだとか。
見ず知らずの旅人の亡骸を埋めて、お墓を建て供養をしたという、
中々考えられないことですが、そんな旅人を迎え入れる姿勢が
今の熊野の地元の人達にも、受け継がれているそうです。
なるほど町の人達は本当に温かく、後のブログでも書こうと思っていますが、
とても親切でフレンドリーです。
今回の旅では、そんな人の温かさに沢山沢山触れることが出来ました。
日本て素敵だなぁ~としみじみ感じました。
話がそれましたが、熊野那智大社の少し行くと、かの有名な那智の大滝が
あります。台風の影響で水量も増していたそうで、もの凄い迫力でした。
熊野の信仰は、このような滝や木や石という、自然に対する信仰です。
自然に神様が宿っているという感覚が、今回本当にあらゆるところで
実感できました。この滝を見て、思わず手を合わせたくなるその気持ちも
よくわかりました。
この後本当は、一人で速玉大社に行く予定だったのですが、
またまた素敵な方が、ガイドをして下さることになりました・・・つづく。
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8/27(土)カンボジア・スペシャルチャリティーセミナー
■日時
8月27日(土)14時~16時半(13時半開場)
■場所
千里公民館3階(豊中市千里文化センターコラボ内)
第1講座室 若しくは美術室(地下鉄御堂筋線 千里中央駅 北改札口下車 徒歩1分)
■会費
1000円(全額チャリティーです)
■特典
当日参加(および寄付など)頂いた方への特典と致しまして、
「努力のコツ・勉強のコツ・能力開発のコツ(仮)」の小冊子を無料で進呈致します。
この小冊子は、私の『カルマ学と自然動の師匠』に特別に執筆をお願いしたものです。
(なお、この小冊子は当イベントのみの配布です…後日になりますが、
PDF版の無料ダウンロードも予定しています)
■チャリティーセミナーの内容
1.バラコミ受講生有志によるスペシャルセミナー
2.自然動レクチャー&発表会
■寄付でのご協力も承っております。
【振込み専用口座】
■郵貯銀行
00960-2-182542
バランスコミュニケーションチャリティー基金
■一般銀行からお振込みの場合)
郵貯銀行
0九九支店(ゼロキュウキュウ支店)
当座0182542
バランスコミュニケーションチャリティー基金
何故この時期に、カンボジアへのチャリティー開催なのか…
このセミナーの開催について、現在の東日本の状況を考えた時、
不適切であると感じる方も多いと思うのです。
下記は、カンボジア・スペシャルチャリティーセミナーの
開催理由について書かれています。このイベントが、私自身の
ごく個人的な感情により開催されることを、ご理解頂ければと思います。
(しかも、かなりの長文になってしまいました。よろしければご一読ください…)
開催理由についてはこちらです。
イベントの参加お申し込みと寄附に関する詳細はこちらです。