今回の旅は「毎日が弾丸ツアー」でした。

一人でしたので、自分のペースで終始動きますから、

つい無理をしてしまうのです。

朝の6時過ぎから夜の22時まで、普通に明るいですから、

必然的に行動時間も長くなります。


$Heal the World ♪



モンサンミッシェル以外は、メトロ(地下鉄)と

徒歩で全て回っていましたので、常に歩いていました。

初日、2日目は、ほぼ12時間フル活動していましたので、

万歩計でも持っておけば良かった・・・と。

「何故、私はこんなに歩いているのだろう??」

と自問自答しながら、修行のように毎日歩いて

いました。


帰る頃には、行くときにはなかったウエストのくびれ

を発見して、パンツの腰周りもゆるくなっていました。

思わぬダイエット効果です。おそらく日本の生活に戻ったら

元に戻るのでしょうけれど・・・。


今回は特にモンサンミッシェル以外は、日本人の旅行客と

出会うこともあまりなく、日本語でなくとも英語が

話せるだけで(カタコトですよ)ホッとできるような

そんな旅でした。コミュニケーションがとれるということは

どれだけ豊かなことなんだろうと、身にしみて感じる

ことができました。


そんなわけで、今回の旅行は誰かと対話をすることが

余りありませんでしたから、ずっと自分の感情と向き合い、

自分と対話し続けた8日間でした。


こんなに自分と向き合った8日間は

ヴィパッサナの瞑想に行った以来だったと思います。

度々そんな修業的な感覚?にひたっていました。



美術館や教会、そして夢の一つであった

モンサンミッシェル、素敵な場所に沢山訪れることが

出来ましたし、自分の目で見たことや肌で感じたことは

本当に本当に貴重な体験だったと思います。



モンサンミッシェルの修道院の中の教会でのミサに

参加したときに、まだ若い修道女の方が、フランス語で

何か私にしゃべりかけてくれました。

言葉はわかりませんでしたが、その優しい笑顔と

何でも受け入れてくれるような存在に、

自然と涙がこぼれてきました。

今でも目をつぶると、その修道女の方の存在が

思い出されます。

人を理解する、受け入れるとはこういうことなのだ

と肌で感じることが出来たように思います。



また今回の旅では、普段の日常の生活では

中々経験する事が出来ない、そして理解することが

とても難しい内容の「不理解感情」を、

旅の中で沢山沢山感じたことや理解できたことが

私にとっては本当に貴重な体験だったと思います。

まさしくこれが旅の醍醐味なのだと思います。



振り返ると、私の自然動のセットに向かう為のカルマの

出来事が、本当に効率よく絶妙なバランスで、

体験していることを実感せずにはおれませんでした。



普段当たり前と感じている事が、どれだけ有り難く、

どれだけ豊かである事なのか、カンボジアとはまた違った

意味での沢山の気付きがありました。



今回の旅行のテーマの一つ「奇跡」と呼ばれている場所に

訪れることが出来ましたし、旅行中も小さな奇跡が沢山ありました。

それらは、もしかしたら見過ごしてしまうような

一見普通の出来事かも知れませんが、これって奇跡?

と感じることの出来た瞬間が何度かありました。


当たり前と思うか?奇跡と感じる事ができるか?

当然と思うか、運がいいと思うことができるか?


それによって、未来が変わるのではないかしら?と思います。

毎日の奇跡に感謝できるように、

今の気持ちを忘れないでいたい・・・と思っています。


ありがとうございます。