太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」を鑑賞しました。



$Heal the World ♪



今日が上映最終日だったのですが、すべり込みで見ることが

出来て良かったです。

しかも、なんと観客は私1人でした。(苦笑)

映画館独り占め・・・なんと贅沢なんでしょうか。


そういえば、映画チャレンジ20本をやってみよう!と

思うに辺り、色々葛藤がありました。

大地震発生後、約1ヶ月。想像できない程沢山の人が亡くなり、

いまなお、本当に多くの方が、避難所で生活をしている現実があり、

被災地の方の気持ちを考えると、今やるべきことなのかしら・・・。

という気持ちにもなりました。


私も十数年前、阪神大震災で被災した時、

当時、私の住んでいた西宮と、勤務先の大阪との

ギャップに、とても複雑な気持ちで過ごしていました。

自宅周辺は、道が悪く、スニーカーでしか歩けない状況で、

スニーカー&リュックにお風呂道具を入れて出勤し、

仕事帰りに、大阪で銭湯によって帰る生活が、

2ヶ月程続きました。

大阪に着くと、地震があった事を全くイメージできない

別世界で、何も変わらぬ日常が過ごされていて、

被災地ルックの格好をしているのが恥ずかしく、

悲しい気持ちになっていたことを思い出します。


当時、私が感じていた気持ちよりさらに強い感情を

おそらく被災地の方々は日々、感じてらっしゃるのだろう

と思いますし、そんな事を考えると、映画を毎日観る・・・

というのも、何というお気楽で贅沢な事なんだろう・・・という

気持ちになります。


ただ、ちょうど今までに観た映画、3本とも、大きなテーマは

生と死にまつわる内容で、命の尊厳や、生と死について、

深く考えさせられる事が続いています。

そして、今日みた、「フォックスと呼ばれた男」は、

太平洋戦争での実話に基づいた映画なのですが、

戦争で失われた命と、今回の大地震や津波で失われた命が、

大きく重なり、改めて家族を失われた被災地の方々の気持ちを

考えずにはおれませんでした。


そして、「敵ながら天晴!」と米軍の恐れられていた、

大場大佐のリーダーシップと、判断力、謙虚さ、に心が打たれました。

リーダーのあるべき姿が、沢山ここに描かれていました。


当たり前と感じていた平和な日本も、戦争での多くの犠牲者の上に

成り立っているものであり、そして今回の地震で、決して

今の平和な日常は、当たり前ではないということに、気付かされ、

決してそれを忘れてはいけないと、今日の映画で、

改めて考えることが出来ました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


お仕事ブログはこちらです⇒ http://blog.livedoor.jp/sachie0919/


バラコミHPはこちらです⇒
http://www.balacomi.com/