英国王のスピーチ

ずっと気になっていたのですが、やっと観にいけました。

吃音に悩む英国王ジョージ6世と言語聴覚士ライオネルの、実話に基づくストーリーです。

私の仕事柄、とても興味深く観ることが出来ました。

無名で医師の資格を持たない、ライオネルの、

斬新で、素晴らしいカウンセリング(対話)の場面が沢山ありました。

王の、心の中にある閉ざされた感情を表に出す為に、

様々なアプローチや、自分が嫌われる事も辞さない対話、

自分を守ることを考えたら決して出来ない対話、

色々と勉強になりました。


ライオネルが、例え国王であったとしても、セッションは、対等の立場

で行う為に、出向かうのではなく、セッションに足を運んでもらう。という

方法をとっていたのですが、バラコミ的に考えると、吃音の原因は、

家族のカルマの影響がある可能性が高いですから、家族と離れた場所で、

セッションを受けることは、有効であったはずです。


映画の中では、王がの幼少時に、

左利きを無理矢理、右利きに矯正させられた、

乳母にいじめられた

X脚を添え木によって無理矢理矯正させられた、

事と、ライオネルに告げていました。

ライオネル曰く、それらのトラウマが吃音の原因にもなっている。

と言う場面がありました。


その状況から発生感情を考えてみると、

動きたいのに動けない。

抑圧されている。

我慢させられている。

思うように手が使えない。

言いたいことが言えない。

これらの感情が、吃音、つまり、

「思うように話せない、言葉が出てこない」

という原因の一つと考えることができます。



最後のスピーチの場面は、とても心が打たれましたし、

私もカウンセラーとして、勉強になる場面が沢山ありました。





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