昨日、ブログの内容に対してのご指摘のコメントを頂きました。私自身の軽率な発言や

不適切な表現があったことをまずお詫びさせていただきます。本当に申し訳ありませんでした。

(不適切と感じた表現に関しましては、訂正をさせて頂きました)



一人の方にご指摘を頂くということは、他にも同じような気持ちになった方がいるかと思います。

そして実際に不妊で悩んでおられる方にとっては、大きく傷つけるような、誤解を生むような発言

があったことを深く反省しています。私自身の傲慢さの表れでもあり、多くの方々を傷つけてしまい、

本当に申し訳ありませんでした。



頂いたコメントに対して、ブログを読んで下さっている一部の方も、同じような疑問があるかも知れま

せんし、因果(カルマ)の法則について、根拠がない、よくわからない、信憑性がないと感じている方

もいるかも知れません。



ですので、昨日のブログに記載させて頂いた内容について、沢山の方々のご協力により研究させて頂い

ております「因果(カルマ)の法則」の理論に基づき、何故そのような事が起こるのかについて、

可能な限り詳しく解説させて頂きたいと思います。



まず、「全ての出来事は不理解感情を理解する為に起こると考えられます」

この理論を基に考えています。


不理解感情とは・・・

① 他者の気持ちで自分が理解出来ていないもの

② 自分の気持ちで他者が理解できていないもの

③ 自分の気持ちで自分自身が理解できていないもの

※不理解感情のことを「カルマ」とも言います。



「カルマ」というと、日本語では「業」といいますが、怪しいイメージがあったり、スピリチュアル

的、オカルト的に捉えられている感がありますが、歴史的な思想哲学の1つであるとも言えます。 

また仏教の基本概念の1つでもあります。



一般的には「因果応報」とは、「自分の行いが返ってくる」と言われていますが、それだけでは理解で

きない、解明できないこともあり、上記のように「不理解感情」

として捉えることで、認識できるようになると考えています。不理解感情ですから、自分の行いが返っ

てくるのではなく、上記のように、理解できていない「感情」が返ってくると考えると納得で

きることが沢山あるからです。



例えば、昨日の伊達さんのように、医師に診断を受けても、夫婦共に全く異常がみられない。

ありとあらゆる治療を試みても子供が授からない。とした時に、全く理由がわからない状況というのは

打開策も見つからず、本当に辛いものであり、時には自分や相手を責めてしまうことにもなりがちで

す。



悩みや問題の多くは、「本人は最善を尽くしているのに、何故か上手く行かない」というケースが

多いのではないかと思います。そこで、「全ての出来事は不理解感情を理解する為に起こると考えられ

ます」この理論に基づいて考えてみると、答えが見つかる場合があります。



「どんなに努力しても、ありとあらゆるチャレンジをしても結果が出ない。何故なんだろう?

何が問題なのだろう?」子供が授からずに悩んでいる時の感情はこんな感じではないのだろうか?

と思いました。そしてそれは誰の発生感情なのか?と考えてみると、最善の努力をしたにも関わらず

思うような結果の出なかった多くの選手達の気持ちではないのか?と感じたのです。




では、何故それが起こるのか?を考えてみると、正直なところ、その理由は私にも分かりません。

しかしながら、次のような「仮説」を立てて考えることで繋がるように思います。

少し難しい話になります。



それは、「人間の危機回避本能の結果、不理解感情を理解する出来事が起

こる」
というものです。これは、「不理解感情を理解することで危険を回避している」という

説です。野生動物には、野生の直感力があると言われています。この直感力は、「危険な状態を回避す

る力」だと考えられます。一般的に、人間にはこの力が弱いといわれていますが、この仮説では少し違

います。つまり、人間の危機回避の直感力は、不理解感情を理解する仕組みである。と考えています。

何故、危機回避の直感力が、不理解感情の仕組みであると考えられるのかというと、「現代の人間にと

って最も危険な存在は、身近な人間である」と考えられるからです。野生動物では、これが「天敵」に

当たり、この仕組みが「食物連鎖のピラミッド」を作っていると考えられます。

このピラミッドを人間に置き換えて考えてみると、「世界の貧富の差の経済ピラミッド」ではないかと

思うのです。つまり人間には、その経済力により「天敵」が存在し、それは、「自分の経済状態を左右

する存在」つまり「経済活動上」の上位者だと言えると思います。しかし、人間社会には生まれた環境

や才能の差はあるものの、野生動物ほどの大きな差はありませんから、その違いを考えてみると、より

他者の気持ちが理解できる人間ほど上位者になりやすいと思い至りました。(経済的な強者について研

究をしました)



他者の気持ちの理解力と経済力の関係・・・これを少し言い換えると、「人間の世界では、他人の気持

ちの分かる人間ほど、生き残る確率が高い」つまり、先程の野生動物の話と重ねて考えてみると、「

間にとっての野生の危機回避能力は、他者の気持ちを理解する力である
」と言えると思うのです。

つまり、人間は他者の気持ちで理解できていないものがあると、未来的に危険な状態(経済的に不利な

立場)に陥る可能性があるので、その理解していない気持ちを率先して知ろうとする野性の危機回避本

能が働いて、その気持ちを知るための出来事を発生させてしまう。と言う事ができるのではないかと思

うのです。つまり、これが、「出来事が、理解していない気持ちを理解させられるように発生する理

」だと考えています。



少し長い解説になってしまいましたが、「因果(カルマ)の法則」について、日常で起こった出来事か

ら書き綴っております過去のブログや、私のHPなども合わせて再度ご確認を頂きたいと思っておりま

す。その上で、是非もう一度コメントをお待ちしております。



今回、このようなご指摘を受けた事で、自分自身を顧みることが出来、自分の傲慢さや人の気持ちを理

解できていない事に気付かせて頂けた事に、本当に感謝しています。そして、昨日のブログを読んで不

快な思いをさせてしまった方々に、心からお詫びをさせていただきます。

本当に申し訳ありませんでした。