
突然ですが
遠い昔の思い出がよみがえってきたお話しです
中学も終わりに近づいたころ
やっちゃんという仲の良い友達がいました
とてもお勉強のできる子で物静かで
目立つことのない女の子でした
私とは正反対
なのに何故か仲良くなっていつも
一緒におしゃべりしながら休み時間も帰りも回り道しながら一緒にかえったりしてました
その頃二人でお互い結婚したら隣りに家を建てて
仲良くくらそうね
なんて夢みたいな事を思い描いていました
そしてやっちゃんと私はそれぞれ
私立の女子校へと別々の進路を進みはじめ
最初の頃は帰りに待ち合わせてあったり
してたのがお互いにそれぞれの友達もできたり
あっという間に時も過ぎて
会うこともなく今は思い出のなかで懐かしく
思うだけ
隣にすんだらカーペンターズの音楽ながしながら
キッチンにたったり お茶したり
なんて 可愛い夢もたくさんあったな
そんなことたまたまあさの片付けしながら
カーペンターズかけながら娘ちゃんに話たら
夢かなってるじゃない
えっ?
キッチンをみがいて
植物のお世話して
幸せな時間がカーペンターズの優しい声に
包まれている
だれかが言ってた
パーキンソン病は
不自由だけど
不幸ではない
って
薬もどんどん開発されているから
自分にあう薬が必ずあるはず
難病のなかでも一番希望がもてる病気だって
だから
頑張っていこうね