山根さちえ 透明水彩 〜人生に彩りと喜びを〜

山根さちえ 透明水彩 〜人生に彩りと喜びを〜

美術を楽しむ心は、あなたのギフト。創作は、魂の軌跡☆




美術の面白さについて考えていました。

そこには

【わからない】…という事と

なんか…自分と、または自分の考えとは【ちがう】

ということを、
楽しむということがある様に思います。


現代アートなどをみても

なんじゃこりゃ?わからない…

などと思ってしまう事もあると思います。

でも、そこで、すぐに諦めず、
つまらないなど判断を下さず、
わからないなりに
考えてみることも良いと思うのです。

むしろ、そこに楽しみがある様に思うのです。

わからないということは、未知との遭遇なのです。




また、【ちがう】も、楽しさのひとつと思います。

今日もカルチャースクールの仕事でしたが、

同じものを描いても、皆様、
違う表現をなさいます。

かたちの見方、色の感覚、構図の切り取り方…

もちろん正解はなくて
皆、感性が【ちがう】のです。

でも、それがとても楽しいのです。
【ちがう】ことが、楽しいのです。

普通、人間社会では、人と違うということは
どちらかと言えば、

怖がられたり、避けられるような要因にも
なり得る要素です。

でも、みな同じなんて事は絶対にあり得ません。

わざと、奇を衒うのではなく

同じことをやっていても、自ずと違いが出てくる…

それが、本当の個性という
お話を聞いたことがあります。

美術には、人が人らしく、充実して、
幸せに、周囲と調和して生きる為の
ほんとうに大きな力があると思っています。