新宿区肢体不自由児者父母の会の「二十歳を祝う会」に出席しました。


今年、はたちを迎えられたのは2名。

会場は温かい祝福の空気に包まれていましたが、同時に、決してきれいごとだけでは語れない現実の声もありました。


とくに心に残ったのは、1人のお母さまの言葉です。


「将来を受け止めることができなかった」

「“私の人生返して”と言う親がいるけれど、それは嫌だった」

「生きていくのが嫌だと思ったこともある」

「予想外だった。でも、これも私が選んだ人生」


厳しく、率直で、重みのある言葉でした。

そこには、長い年月をともに生きてきたからこそ語れる、本音がありました。


一方で、そのお母さまは、こうも話してくださいました。


「20年前にはなかったサービスが増えた。バスのお迎えなど、“あったらいいな”が、少しずつ形になってきた」


社会は、決して十分とは言えなくても、少しずつ前に進んできている。

そんな実感が伝わってきました。


しかし、課題も残っています。

「コズミックにはユニバーサルベッドがない」

という具体的な指摘もありました。


支援が広がる一方で、現場にはまだ“足りない”がある。

その事実を、改めて突きつけられました。


祝う場であると同時に、現実と向き合い、これからを考える時間。


二十歳という節目を迎えたご本人とご家族、そして社会全体が、もう一歩前に進むために何が必要なのか。


多くのことを考えさせられた一日でした。