アデノイドと扁桃腺除去のメリットとデメリット

そしてどういう場合だと手術の対象になるのか調べてみた


ちなみに手術をした約2年前はなーんにも調べていなかった



アデノイドというのは正式には咽頭口蓋といって鼻の奥にある

扁桃腺とは正式には口蓋扁桃といって口の奥にある(喉の手前?)


描いてみた 笑


だいたいこの辺にある




アデノイドや扁桃腺は4〜5歳ごろが成長のピークで、8歳以降から少しずつ小さくなり、14歳ごろにはほぼわからなくなる(個人差はある)


そして人によっては肥大になりすぎて、成長や生活に色んな支障をきたしてしまう




主な症状として

・睡眠時無呼吸症候群 寝ている時の酸素濃度が低くなってしまい、熟睡出来ない

・成長阻害 睡眠時無呼吸症候群により身長や体重の増加が悪くなってしまう

・滲出性中耳炎 アデノイド肥大により引き起こす 悪化すると難聴になってしまう

・扁桃腺炎 扁桃腺が腫れて発熱してしまう

・腎炎 扁桃腺炎が悪化すると血尿が出て腎炎になる

・摂食障害 扁桃腺が邪魔して食事や水分を取りづらくなる

・いびき うるさい


軽く調べるだけでも、これだけの症状が出てくる

それならもっと多くの人が手術するんじゃないの? なんで手術しないの? と思われるかもしれない

そこにもちゃんと理由がある




基本的にアデノイド肥大や扁桃腺肥大は経過観察で済まされることが多い

なぜならどちらも成長によって縮小されて、症状が緩和されるから


それに手術のデメリットもある




手術のデメリットとしてまずは全身麻酔

滅多にないことだけど、麻酔の事故により後遺症や死亡例もある

調べたところ麻酔による死亡は10万例に1人だそうで

これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれだろう


アデノイドや扁桃腺除去による免疫低下

除去してしまうと免疫力が低下してしまうそうだ

でもこの意見も人によってさまざまで

「幼少期に扁桃を取ってしまうと将来的に免疫力が低くなる」

という意見もあれば

「3歳以降であれば一時的に免疫力が低下するが、それ以降は回復する」

という意見もある

なので、この辺りの見解は医師によって分かれるところだと思う




将来では自然に症状が緩和される、全身麻酔や免疫低下のデメリットを考えるとよっぽどの症状が出なければ手術は進めていないようだ


それでは手術を考える「よっぽどの症状」とは?

これも医師によって考えが違うのだろうけど、


「睡眠時無呼吸症候群」


この症状の名前は調べた限りだと、どこでも出てくる


あとは「滲出性中耳炎」「口呼吸」「いびき」なども手術の対象になるのだけど、まずは投薬治療や経過観察から始まるので、手術までの道のりは長そうだ




すると疑問が出てくる

モアナはいびきが酷かったけれど「睡眠時無呼吸症候群」ではなかった

なのになぜ手術が出来たのか


2年前の話なので、全て憶測になってしまうけれど、今後もまた手術までの経過を書いて、自分なりに推理していきたいと思う




「推理」だなんてカッコつけちゃった?

つづきます