久しぶりに次男のお話です

 

 

次男は 通信制高校2年生 になりました

 

月に3回のスクーリングに行き

週1で英語のみ近所の個人塾に通って

 

あとは

 

扶養範囲内ぎりぎりめい一杯の

アルバイトしながら

 

残りの時間は

好きなことをしています

 

バイト先の先輩と旅行に行ったり

オンラインゲームだったり

そこで出会った年代も仕事も様々な

ネッ友と都内で集まったり

 

水を得た魚のようになっています

 

精神的にも落ち着いていて

言動も穏やかになって

 

最近はお気に入りの自分の服を

手洗いして干したり

 

時々私におやつを買ってきてくれたり

何かと ありがとう と言ってくれるようになりました

 

 

(家族にとっては この状況が 

 正しいかより どれだけ意味があることか…)

 

 

 

彼は

中学1年の3学期から卒業まで2年3ヶ月

 

 不登校 で

 

とても息苦しい時を過ごしました

 

 

 

今日、その次男が

 

「最近 YouTuberの不登校の小学生が

 

 叩かれてるんだよ」

 

と、悲しそうに言い出しました

 

 

「不登校のことを叩く大人がたくさんいるけど

 

 甘いとか 弱いとか

 

 そんなんで生きていけるはずないとかさ

 

 

 でも先のことはわからないじゃないか

 

 不登校だった人がその後

 

 活躍していることもたくさんあるのに

 

 なんで不登校がダメだって決めつけるんだよ」

 

 

悲しげに苛立ちながらも、冷静さも持ちながら…

 

 

 

私が言えたことは

 

 

「批判する人叩く人の中に

 

 我慢しながら頑張って学校に通い続けた人も

 

 学校に普通に通ったことで

 会社に入れて 今 安定した生活を送ってる人も

 

 たくさんいると思うのよ

 

 

 学校に行くことが正しいことだ としないと

 

 自分が辿ってきた道を 否定してしまうような

 

 怖さがあるのかもしれないしさ

 

 

 できることなら

 

 自分が進んできた道 も

 

 不登校になって進んでる人 も 

 

 そうしたんだなって 思うだけでいられたらいいよね」

 

 

ということでした

 

 

次男は

 

「人それぞれで いいじゃないか」とポツリ

 

 

 

不登校 を 伝えることで

 

他の不登校の子に勇気を与えることもあるし

 

同じくらい批判されることもあるから

 

そのYouTuberの男の子の 心のバックアップが

 

しっかりあるといいな と思いました

 

 

 

今も通信制高校に所属して

学校に毎日通わないことを

続けてる子を持つ親としては

 

 

子どもなら

甘いのも 弱いのも あるもので

無くすことを意識するより

 

 

この先にたくさんの選択肢があることや

 

自分にはたくさんの魅力があることや

 

この先、誰になんと言われようと

 

幸せになっていいことを

 

今、心にたくさんチャージしてほしいです

 

 

 

見守りながら 

 

たくさんの価値観に触れて戸惑ったときに

 

何気なく話せるような空気感を

そばにいる大人が出してあげられたらなとも

 

 

あらためて感じた今日でした

 

 

 

 

Hasta luegoコーヒー