クリスマスイルミネーションの表参道を泣きながら歩いた夜
みなさん、こんにちは。
畑さち子です。
クリスマスイルミネーションが美しい季節になりましたね。
毎年のことながら、心が浮き立ちます。
ずっと続いていた忙しさも一段落し、浮かれながらクリスマスイルミネーションの写真撮りまくり、の日々であります。
海も湖も川も、山も里山も高原も好きだけど、
冬の夜に限っては都会が一番好きだなあ~、と思う私です。
さて、先日、私が活動しているハートフルコミュニケーションのハートフルクラブで、
キャリア教育の専門家、慶応大学の花田光世先生の講演を聞きました。
けっこう衝撃的で、私自身まだ整理しきれていない部分もあるのですが、
整理出来ているところから(笑)ボツボツ書いてみたいと思います。
この不確定な世の中、私たち親世代の価値観がもはや通用しないであろう未来を生きる
子どもたちに対し、私たちは何が出来るのか。
私がずっと考えていることです。
で、私は「応援すること」
「『いつもここにいるよ、必要な時はいつでもどうぞ』とメッセージを送ること」
「見守ること」
などなどと考え、それを実践しているつもりではあるけれど、まあ、難しいときもあります。
親だから期待もあるし、
「(長い間生きた経験から)そっちよりこっちの方が良いんじゃないの。」と言いたい時もある。
とはいえ、それをすると、子どものチャレンジする気持ちをそぐことになる。
チャレンジしようとする気持ちに、不安を注ぐことになる。
先生のお母様はいつも「やってごらん。」と背中を押してくださったそうな。
「何があったからお母様はそれが出来たと思いますか?」という質問に対し、
「失敗したら私(先生)自身の責任。
ただ母はその尻ぬぐいをする覚悟があったのだと思う。」
という答でした。
畑、感動。
で、4年前のちょうど今の季節の話です。
このブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、
私の娘はアジアのある最貧国で働いていました。
(今は任期を終え、帰国しています。)
本人はずっと希望していた国であり仕事であったけれど、
私は内心あまり賛成ではありませんでした。
だって、心配じゃないですか!?。
貧しいし、ごみごみしているし、衛生的面でも問題ありそうだし、何を好き好んでそんな。。って感じでした。
採用試験を受けていることはもちろん知っていたけれど、たぶんダメだろう、と思っていたので、それほど気にしていなかったのです。
が、思いがけず内定の電話。
大喜びの娘を横目に見ながら、複雑な思いの私。
「あまり喜んでくれていないみたいだね。」という娘に
「え、喜んでるに決まってるじゃない!!。ただちょっとびっくりしているだけ。」
その次の日、午後に銀座、夜に表参道で仕事の打ち合わせがありました。
日本で最も華やかな街をはしごしながら、私の心は沈みっぱなし。
日が暮れて、表参道のイルミネーションがキラキラと輝き始め、
会社帰りのカップルが肩を寄せて歩く姿も。
「美しい街を、親しい人たちと楽しく歩く、という選択肢もあるというのに、
どうしてうちの子は、わざわざ困難な道を行くのだろう。。
すぐそこにある幸せに背を向けるのだろう。。」
と辛くて辛くて涙があふれて止まらなかった。
とはいえ、「だから止めなさい。」と言えるはずもなく、
仮に言っても聞くはずもなく。
結果的に、娘はたいそう機嫌良く任地に向かい、つまずきながらも楽しく仕事し生活し、
私を大きく超えた存在として、また帰ってきました。
だから、良かったんですけどね。
行って良かったんですけどね。
ただ、なんだか、イルミネーションの季節になると、あの夜のことがふと思い出されます。
花田先生の講演を聞いて、ダブルトリガーで思い出されたのでした。
でももう泣かないよ!。
当たり前か(笑)。
なんかね、親は辛いね(笑)。
写真は4年前の表参道ではなく、先週末の横浜赤レンガ倉庫です。
クリスマスマーケット、楽しいよ~。
みなさん、いらっしゃいませ~。
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