丘の上にある実家は本当に住みやすい。

リタイヤメントコミュニティとして、何も無いときに母親がここの地に越してきた。

あるのは、ゴルフ場とエアプレーンハウスと言って小型の飛行機を所有している人のコミュニティくらい。
小さな飛行場まであるそのコミュニティには、ガレージに飛行機が停めてあって見ていると楽しい。

ガレージを開けたら、飛行機なんて!

丘の上なので、周りは自然だらけ。
ターキー親子やうずらの親子、鹿やウサギがわんさかいる。

朝のお散歩の時には、うずらの親子によく対面して、朝日が上がる綺麗な空を眺められる。

人間はこうやって自然と共存して生きるのが幸せなのかなと感じた。少なくとも自分は自然に癒されていた。

のどかな時間の流れにあるがままの動物たちの姿。

都会で競争に揉まれた心を癒してくれた。

自分のままでいいんだよ、自分を保ちながら好きなことを探し、それに没頭すれば良いんだよ。

そんなことを囁かれたような空間だった。

テレビを見れば、リーマンショックから悲観的なニュースばかり、自分の現実を考えれば、いい歳をして実家にすがっている自分。

でもこうやって丘の上に立って、自然に触れて、朝日を見ていると、

大丈夫だよ

と感じた。

次に続く