ワクワク♪ドキドキ「アオザイ」オーダ

先日、ホーチミンでオーダーメイドの「アオザイ」を作りました。

アオザイ(Áo dài)

128336112_org_v1333101251.jpg写真:Mac| Look To The Past | ® ©
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正装として着用するベトナムの民族衣装。
アオ(襖)は上衣の一種を意味する中古音で、
ザイはベトナム語で「長い」を意味する形容詞。
女性用アオザイの美しさは世界的に認知されており
世界一美しい民族衣装と言われています。

まずは生地選びに生地店が密集する地域へ・・・。
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アオザイは18世紀に清朝から移入されたチャイナドレス(旗袍)が起源。 
旗袍は冷涼な気候の満州起源の装束であり、本来は厚地の絹を使うが、
ベトナム土着の薄絹(庶民は麻など)のゆったりした長衣の影響を受けて、
風土に合った薄い布地で仕立てるようになった。
日常着としても用いられた土着の服装と違い、
官服として着られていたことから、現在でも正装とされている。
現在の女性用アオザイの細身でスリットの深いデザインは
フランス領インドシナ時代に改良されたものなんだそうです。
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物凄い量の生地の中から、作りたい生地を選びます。
反物を見ながら出来上がりをイメージするのですが、
今までアオザイを着た事がないし・・・
はっきり言って全然分からない!!(苦笑)

生地を選んだら次はいよいよ仕立
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まずは採寸。
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色んな場所のサイズを測り
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書きとめていきます。

今回縫ってくださるのは、右側の女性。
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アオザイかつては
日常着の青色、
未婚女性用の白、
既婚女性用の紫がほとんどであったが現在はさまざまな色があるそうです。


ベトナムの多くの高等学校や一部の大学では、
純白のアオザイを女子生徒・女子学生の制服に採用。
また、ベトナム航空では、かつてはピンク、
現在は赤のアオザイを女性客室乗務員の制服に採用。
           ↓
http://matome.naver.jp/odai/2127743346521547001

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年季の入ったミシンで仕立てられるんですね!!

そして、待つこと2週間。
郵送で送られてきました!!

ドキドキ☆で封をあけてみると・・・。

出来上がったアオザイ

ちょっと・・・かなり恥ずかしいのですが

じゃ~~~ん!

・・初公開しちゃいます。
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どうでしょう?

縫製に余分を持たせていないために体の線を強調し、美しく見せる服。
一度仕立てたアオザイは、太ると着られなくなるため、
ほっそりした体格を保つ事がベトナム女性の風潮となっているんだそうです。

着ている姿のUPしようかと思いましたが、やめておきます。(笑)
想像におまかせいたします。(お願いなので、美しく想像してくださいね!!)

採寸の時にベトナム人に
「あなたはとてもスタイルがいい!!」
「あなたは絶対にアオザイが似合う」とお墨付きをいただきました。
日本でいるとスタイルが良いなんて言われたことがないし、
ヨーロッパに行くとただの小人!!
ベトナムだと私ってイケてるの?
・・・なんて錯覚を起しちゃって、ベトナム永住を考えてしまいました。(笑)

初体験のアオザイオーダー。
ワクワク☆ドキドキで
とても楽しかったです♪

さて・・・どこに着ていきましょう?

さらにホーチミンが大好きになった、オーダー初体験でした。