秋田に行ってきました。

秋田は母の実家があり 小さい頃から 夏休み・冬休みに良く遊びに行った場所。
最近では 韓国ドラマ「アイリス」の日本ロケで使われいて話題になり 知っている場所が数多く出てきて懐かしく思い観ていました。


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写真の上をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。

東北自動車道は震災の影響で補修工事が所々で行われていました。
見た目には補修されキレイになっていますが 道路自体が歪んでしまったものは直せないらしく 
走っていて道路がウネっているのが良く分かり 震災の揺れの凄さを感じました。

田沢湖
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田沢湖の周囲は約20㎞ 面積25.7k㎡ 直径6㎞ ほぼ円形の形をし 
水深は423.4mで日本で第1位 世界で第17位の深さを誇っています。
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田沢湖は古来から神秘の湖として多くの伝説が生まれてきました。
その中でも主なものが辰子の龍神伝説です。
概略は近くの村に住んでいた辰子が永遠の美しさを求めて裏山の神社に百日参りをすると神様から御告げがあり
ある山奥の泉を飲むと願いが叶うと告げられます。
辰子は友人と共に泉を求めて山へ入りましたが 1人になった時急速に喉の渇きを覚えひたすら泉から湧き出る水を飲み干します。
体の異変に気が付いた辰子は恐る恐る泉に移る自分の顔を見ると恐ろしい竜の姿になっていました。
すると 大地が陥没し大きな湖(田沢湖)が現れます。
辰子は湖の主になってしまったことを探しにきた母親に告げると湖を魚一杯にし生活には困らせない事を約束したと言われています。
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この田沢湖でも 韓国ドラマ「アイリス」の撮影(2009年3月)が行われていました。
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そのためか 韓国からの観光客が増えたそうです。



角館
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みちのくの小京都と呼ばれる角館は 秋田県仙北平野の北端に位置し
三方を小高い山々で囲まれています。
町の中を流れ南側で合流する二つの川 桧木内川と玉川にはさまれて町並みが広がっています。
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山と川 静かなたたずまいの武家屋敷、 寄り添うように四季を彩る枝垂れ桜。
そして商家の土蔵。伝統の樺細工(桜皮細工)。
秋祭り(山ぶつけ)。
角館はときを超えて歴史の香るまち。訪れた季節ごとに様々な表情をみせてくれます。
文化財も数多く 町全体が貴重な歴史遺産です。
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                             ゴマソフト
秋田銘菓といったらもろこしです。
「諸々のものを越えてうまい」との佐竹候のお言葉だとか。
諸越は小豆粉と砂糖(和三盆を使うところも)を固めたものです。
よく「落雁」とまちがわれますが、 小豆粉の独特の風味は諸越でしか味わえません。
濃い日本茶に 最高に良く合う銘菓です。



鵜の崎海岸
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男鹿半島南部の女川から台島まで約1,500メートルの海岸線は
干潮時に海岸の岩肌が露出するくらいの浅瀬が200メートルほど続き 隣接している道路から簡単に海に降りることができます。
夏の夕暮れには、 磯遊びや貝拾いの人影が夕日に映え
言葉では言い尽くせぬほど美しい光景です。
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男鹿水族館GAO
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男鹿の海の生息状況を再現した大水槽や 世界の珍しい魚たち、秋田県の魚であるハタハタなどが展示されている。
1983年5月26日に発生した日本海中部地震ではこの水族館周辺も津波に襲われ
2004年7月に男鹿水族館GAOとして新装開業した。
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「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」
韓国ドラマ「アイリス」のロケ地として有名。
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秋田県の魚「ハタハタ」

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GAO開業時に目玉となるはずだったシロクマは、 カナダから連れてくるはずだったが
現地との交渉がこじれてしまい 登場が間に合わなかった。
「オープンに間に合わなければ着ぐるみになって出迎える」と公約していた当時の佐藤一誠男鹿市長が
オープン日にシロクマの着ぐるみで来場者を出迎えし 全国ニュースになった。
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実際にシロクマが登場したのは 開業から半年後で「豪太」と命名された。
シロクマの展示施設には 2006年5月より人工降雪機を設置。
豪太の夏バテを抑える役割がある。
シロクマのために人工降雪機を設置するのは全国初。




入道崎
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男鹿半島の西北端で 北緯40度に位置する入道崎は 日本海を一望のもとに見渡せる景勝地です。
空と海とがダイナミックに交差する絶妙な景観を見せてくれます。
こちらの北緯40度のモニュメントは男鹿の素晴らしい景観との調和を図り 男鹿半島産出の安山岩により造形されてます。
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お昼ご飯は「うに・いくら丼」
最高の幸せ
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今日の宿泊先は
男鹿温泉郷「萬盛閣」
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貸切露天風呂もあります。

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オーシャンビューなので眺めも最高!!

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旅館と同じ名前の「萬盛号」という漁船を持っているだけあって
美味しい魚料理をいただきました。



そして夕食後は
ナマハゲふれあい太鼓ライブ!

なまはげとは 大晦日に秋田県の男鹿市と三種町 潟上市の一部の各家々で行われる伝統的な民俗行事。
本来は小正月の行事であった。
「男鹿(おが)のナマハゲ」として 国の重要無形民俗文化財に指定されている。
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スタッフ青山も 子供のころから何度も男鹿半島に訪れているが 生の「なまはげ」を観るのは初めて。
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「ナマハゲふれあい太鼓ライブ」とは・・・ 
平成14年の春にスタートを切ったふれあいライブも今年で9年目。
当時、 10代だった若い世代のメンバーが今のナマハゲふれあい太鼓ライブを支えてくれています。
メンバーは皆 仕事が終わってから演奏に駆けつけてくれます。
郷土が好きで 太鼓が好きで 家族の協力があって今日もふれあいライブのステージに立っています。
一流のショーには及びもつきませんが 男鹿の若者たちのきらめく汗と熱い心意気が感じ取れるライブです。
男鹿にお越しの際は、是非一度お立ち寄りください。
なまはげ郷神楽 会長 金田一孝
http://www.oganavi.com/fureai/

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とにかく 大迫力で素晴らしい!!
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旅の最後に訪れたのは
寒風山
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標高355mの寒風山は 大半を芝生で覆われたなだらかな山容。
展望台からの眺望は東に八郎潟 南北に日本海 さらに秀峰鳥海山 
西には真山 本山の連峰 入道崎を一望に収めることが出来ます。
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海のように見えますが これが「八郎潟」
八郎潟は秋田県にある湖。
かつては日本第二位の面積(220km²)を誇っていたが 大部分の水域が干拓によって陸地化されたことで有名。
陸地化によって陸地部分が大潟村になった。
現在では日本の湖沼において18番目の面積規模を有する。
八郎湖や 八郎潟残存湖といった別名でも呼ばれる。

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さすが ビュースポットだけあって ドラマの撮影にもしっかり使われていました。

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昔から何度も訪れている観光スポットでも その時の年齢によって
良いと思うところが変わるものですね・・・。
そんなことを思った旅でした。