一橋学園駅の「藤山食品」さんに
ツバメがやってきました。


今年で何年目でしょうか・・・?
毎年可愛い姿を見せてくれます。

2011年5月つばめ2 2011年5月つばめ3

家にツバメが巣を作ることは かつては縁起がよいと言われ 人々に歓迎されていました 。

2011年5月つばめ4 2011年5月つばめ5 2011年5月つばめ6

今古くから語り継がれてきたツバメさんの言い伝えについて ちょっと書きたいと思います。

国内だけでも地域によって様々な「福」の言い伝えがあるようです。
あすなろ書店から出版された「ツバメのなかまたち」の中に書かれているものを参考に書かせていただきます。


「ツバメ」が巣をかける家は縁起が良い。(千葉、新潟、愛媛、宮崎他) 
「ツバメ」が巣をかける家は吉事がある。(茨城、愛知、香川) 
「ツバメ」が巣をかける家は病人が出ない。(栃木、千葉) 
「ツバメ」が三度巣をかけると千万長者になる。(愛知) 
「ツバメ」の巣が多いほど、その家は繁昌する。(栃木) 
「ツバメ」が家の中や座敷に巣をかけると最高にめでたい。(宮城、石川、福岡など) 
「ツバメ」が自在カギに巣をかけると金持ちになる。(長野) 
「ツバメ」は衰える家には巣をつくらない。(山形) 
「ツバメ」は火事を出す家には巣づくりしない。(秋田、山形、愛知、山口など) 
「ツバメ」は田の神様を負うてくる。(広島) 
「ツバメ」が家の軒に巣をかけると豊作。かけぬと不作。(長野) 
「ツバメ」が巣をつくる家は縁起が良い。 
「ツバメ」の巣が多いほど繁昌する。(実は「ツバメ」の方が人の出入りの多い家を選んでいる。) 
「ツバメ」が巣をつくった家は火事にならない。 
「ツバメ」が巣をつくらなくなったら火事に気をつけろ。 
「ツバメ」を殺すと火事になる。 
            
いかに昔からツバメが「福を運ぶ鳥」として 人々に愛され 大切に見守られてきたかがうかがえる言い伝えばかりです。 

古代エジプトで書かれている象形文字にはたくさんの鳥たちが描かれています。
壁に描かれているツバメの意味するものは
「夜明けの太陽の到来を告げる鳥」 古代エジプトでもとても良い意味の言葉として用いられていたわけです。 

今年は 何匹のヒナが孵って巣立っていくのでしょうか?
楽しみです。