パリ3日目。

パリのホテルの朝食は決まってクロワッサン&エスプレッソ&ジャム・・・だと思う。

20121231
画像の上をクリックすると 写真が大きくなります
もっと高級ホテルだとバイキング形式の豪華モーニング
なんてこともあるのでしょうけど。
仕事の場合ですと 毎度毎度 高級ホテルと言う訳にもいかず
リーズナブルなお宿になってしまう。
前回宿泊したホテルの朝食は
クロワッサンとコーヒーのみ。
今回のホテルはクロワッサンとシンプルなパン
(何て名前なんでしょうね?フランスパンみたく表面が固くなく・・・と言って柔らかすぎないパン)。
飲み物もエスプレッソ ダブルエスプレッソ 紅茶 オレンジジュースなどが用意されていて
ちょっと豪華(?)気分が味わえました。(笑)

いつも待ち合わせは
バスチーユ広場。←なんだかカッコイイ!!
20121232
フランス革命の勃発の地とされています。
なぜそうかと言うと かつてここに政治犯達が投獄されていた牢獄があって
民衆による その牢獄の襲撃から革命が始まったからです。
ところが その時は大した囚人はいなかったそうですが・・・
「1789年:火縄くすぶるバスティーユ」とゴロで覚えた方も多いかもしれませんね。


こちらがバスチーユ広場の向かい側にある
20121233
新オペラ座
フランス革命のちょうど200年後(1989年)に完成しました。

バスチーユ広場で待ち合わせをして向かう先は
クリニャンクール
約3000軒の露天商がひしめき合うパリで最大の蚤の市クリニャンクール
いくつかのマルシェが集まり蚤の市を形成。 
カフェオレボールなどの生活雑貨から 家具 古着 美術品 雑貨 リネンを扱うお店
アクセサリー 古本にレコード ガラクタまで・・・。

このあたりは あまり治安の良くない地域と言われていて
なかなか行く機会が無く
パリ滞在5度目にして 今回始めて行ってみることにしました。

20121234 20121235
駅からクリニャンクール蚤の市までの道路や外周の道路は黒人の方やイスラム系(?)の方々が
開いている路面店がずらりと歩道を囲んでいます。
そこを通らないと・・・蚤の市にいけないのです。
東京で言うところの・・・アメヨコ。
アメヨコを狭くした感じの通りと言ったところでしょうか。

クリニャンクールは地域によって扱っている物の分野が異なっているようです。
20121237

①VERNAISON(ヴェルネゾン)地区
地区全体が三角形になっていて小さな店が路地にひしめき合ってます。
その数なんと300店以上!
1番古くからある市でクリニャンクールの蚤の市の一番手前にあります。
骨董品 古い家具 宝石、おもちゃ 食器など
様々なものがあつかれています。

②BIRON(ビロン)地区
ここは高級品があつかれている地区です。
高価なアンティークの数々に他の場所とは違った雰囲気を味わえます。

③MAILASSIS(マラシ)
2フロアのガラス張りの建物の中にあります。
家具やリネン、美術品など少し高級なものが集まる
新しい市です。

④DAUPHINE(ドフィーヌ)
マラシと並んである建物でこちらも2フロア。
高級な家具など 絵はがきやカメラ ビーズなどといったものもある
大きなシッピングモールです。

⑤MALIK(マリク)地区
レコードや古着 アクセサリーなどがある市です。

⑥SERPETTE(セルペット)地区
ここも屋内にある市でBIRON(ビロン)地区と同様
豪華で高価なものがある地区です。
ビロンに比べて親しみやすく入りやすい店もあります。

⑦PAUL BERT(ポール ベール)地区
大きな家具やガーデン用品を扱うお店が多い市。
もちろん家具だけでなくインテリア雑貨やキッチン用品なども。

⑧L'ENTREPOT(ラントルポ)
大型家具や建築パーツなどを扱う市

⑨L'USINE(ルジーヌ)
装飾品や家具などを扱う市

⑩JULES VALLES(ジュール ヴァレ)地区
ポストカードや古書やレース ビーズなどの小物のお店が多い。
小道具やガラクタなど豊富にあり見ていておもしろい。

⑪CAMBO(カンボ)地区
家具や絵画などを扱う市

⑫ROSIERS(ロジェ)地区
アールデコ中心の工芸品を扱う市。

今回はDAUPHINE界隈を散策してみました。
20121236

骨董市巡りが趣味の青山。→「私の宝物」(文字の上をクリックするとH.Pが見れます)
自宅近辺の色んな骨董市や骨董街を訪れたことがありますが
こんなに 多くの店が集まった地域を訪れるのは初めて
20121238 20121239
・・・目が回ってしまいそう。

お気に入りを数点購入!
201212310 201212311 201212312
クリニャンクールは広い・・・広い。
私たちが行ったのは月曜日。
閉まっている店も多いので 土日に行ったら もっと賑わっていたんでしょうね。
2012123113 201212314
よく考えてみると・・・蚤の市の中は白人の方々の店・・・
駅から蚤の市までの間は白人以外の方の店。
見えないボーダーラインを感じます!!

昼食はChez Louisette
130 Avenue Michelet, 93400 Saint Ouen, France 
201212315
70年前から続く下町の雰囲気の残る クリニャンクールの蚤の市の中で営業しているシャンソニエ。
毎回5、6人の歌手が 交替で持ち歌を数曲ずつ披露していく。
ピアフやバルバラの歌 パリを舞台にした歌など スタイル 年代は様々。
歌い終わるとカゴを手に客席に。
カンパを乞うというより 観客との会話を楽しむかのように テーブル席をゆっくりと歩きまわる。
客層はいろいろな国の観光客と昔ながらの雰囲気を楽しみにくるフランス人。
壁には この店を訪れ 楽しく踊っている著名な映画スターの写真もたくさん貼られています。
201212316 

201212318 201212319 
201212320 201212321 201212322
3年前にパリに行った時は トイレが有料で あまりキレイではありませんでした。
その時に比べ 今回は有料のトイレが少ないし とても清潔になったような気がします。
201212323
     ↑
久しぶりに見た有料トイレ。
トイレの場所を店員さんに尋ねると ワンコインを渡されます。
店のお客様は無料で利用させてくれるようになっていました。




さて・・・お腹もいっぱいになったことですし ここからは メーカ回り。
メーカーの前には 怖そうなお兄さんが立っていて
写真撮影は禁止。
店に向かって写真を撮ろうとすると すごい剣幕で追いかけてきます。
商品のデザインを盗まれるのを どのメーカーも恐れているようです。


暗くなるまで メーカー巡りをした後の楽しみは夕食。
LE CAFE
62 r Tiquetonne, 75002 Paris, France
エティエンヌ・マルセル通りにある
お肉が美味しいブラッセリーでした。
201212325 201212326
201212327 201212328
201212329 201212330 201212331
201212333 201212334


どんなにお腹がいっぱいでも食べれるスイーツ♪
Le Tambour ル・タンブール
41 rue Montmartre 75002 Paris
201212335
レ・アール市場がまだ存在していた頃 夜中から明け方まで多くの人で賑わっていたシャトレ レ・アール界隈
当時の雰囲気をそのまま残し 夜遊び好きなパリジャンには欠かせない「Le Tambour」。
明け方まで営業していて パリの伝統の味を満喫することができるお店です。

LE CAFEで お腹いっぱい食べてしまったので
フランスの伝統料理に興味がありましたが ここではスイーツをいただくことにしました。
201212336
201212337 201212338
パリのスイーツって とにかく大きいんです。
私が注文したのは ベリー系のケーキ。
横に添えられた生クリームの量が半端じゃない。
・・・もちろん完食しましたけど・・・。(笑)

パリはどんなに晴れていても かならず1度は雨が降ります。
食事や買い物を終えて外に出てみると 道路に水たまりが・・・ということが何度かありました。
小粋なパリジャン&パリジェンヌ達は めったなことでは傘はさしません。
ヒュっとジャケットのフードをかぶったりして
とにかくカッコいいのです♪


仕事も食事も終えてホテルへ・・・。
ホテルの近くの ブラッセリーやバーはPM10時を過ぎても大勢の人で賑わっている。
パリの夜は長い・・・。


The next time・・・

 

人気ブログランキングにエントリーしました。

下の「ひまわり」にポチッをお願いいたします。
   ↓↓↓


人気ブログランキングへ

 

 

にほんブログ村 鳥ブログ セキセイインコへ
にほんブログ村