パリ4日目。

カタコンブってご存知ですか?
パリの市内観光ツアーでガイドさんが
「ここがパリの地下墓地の入り口です。見学もできますので興味のある方は行ってみたらいかがでしょうか・・・」
などと あまりオススメじゃないのか 軽~くスルーしてしまうスポット。

ミステリーツアーと題して(?)行ってみました。
参加者はパリ在住の女性1名。
パリ留学経験者2名。
パリ旅行経験者3名。
皆 初めてのパリではないにも関わらず 初めて行く人ばかり。

まずは入り口で入場料を払って中に入る。
ここまでは 他の観光地と同じ。
そして 螺旋階段を永遠に下る・・・。

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画像の上をクリックすると 写真が大きくなります
どのくらいででょう?
15分?20分?
20Mくらい?
皆様 螺旋階段を15分 タダひたすら降りたことってありますか?
目が回って 気持ちが悪いってもんじゃない。
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ようやく入り口。
・・・かと思いきや 今度は薄暗い狭い坑道を歩くこと10分・・・。
ようやくたどり着く。そこは冥界の入り口。
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カタコンブとは
約600万体の人骨が積み上げられた共同地下墓地。
多くの人骨がむき出しのまま積み上げられており その一部は一般にも開放され
観光名所としても知られている。

ここは亡くなった方のお墓なのだから静粛に。
というわけで フラッシュ禁止です。
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途中 ××の戦いで亡くなった方とか ○○病院のお墓からとかいう
表示がある。
古い物ではフランス革命時代のものまで。
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若者たちの間では ひそかにレイヴ・パーティが行なわれたり
全長が約500キロメートルあるという迷路を探索したり 壁にスプレーやフェルトペンなどでグラフィティーをペイントタギングしていくものも多いそうだ。
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入り口から出口まで約1時間半。
これだけ骨だけ見ていると 怖いとか気持悪いという感情も麻痺してしまいます。
個性も何もないみんな同じ骨。
・・・ちょっと考えさせられてしまいます。
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そして出口。
出口はAlesiaとMouton Duvernetの間あたり。
住宅街です。


そしておきまりのショップ。

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お清めの塩をして(準備が良い!!)カタコンブ見学終了。







日本でチーズ専門店で頭に浮かぶのは
「チーズ王国」とか「Cheese on the table」「アトリエ・ド・フロマージュ」あたりでしょうか?

パリの街角にはフロマージュ屋さんが沢山あります。
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何しろ安い!!
チーズ専門店のチーズは高い・・・ってイメージがありますよね?
日本にももっと沢山チーズ店があればいいのに・・・。
チーズの種類は1,000種類以上有ると言われています。
もっと気軽に色々なチーズを食べることができれば
チーズの消費が増えて 安くなるのにな・・・チーズ大好きな スタッフ:青山は思うのでした。



パリには中華街が2つあるそうで。
一つはパリ北東部にあるベルヴィル
ここは古くは労働者が多く暮らし パリ・コミューンの際には その支持者がもっとも多く
人々が最後まで抵抗を試みた街として知られているそうです。
その後 アルメニア人 ユダヤ人など 数々の移民を受け入れてきた歴史をもつために
中華街と一口に言っても 中国人以外の移民の人たちも多い地域。

もう1か所は 13区Porte d'Ivry。
ここは かつてはベルヴィル同様に 労働者たちの暮らす街だったらしいのですが
政府の方針で古い家並みをつぶし高層アパートが建てられるようになったとのこと。
そこに1980年代あたりから 旧フランス植民地だったインドシナからの中華系難民たちが移民してきて
多数暮らすようになった地域。

今回はベルヴィル昼食をすることにしました。
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ちょうど 中国の旧正月に当たる日に行ったのでお休みの店が多かったのですが

ベトナム料理Viet Siam に行ってみました。
1, rue Rebeval 75019 Paris 
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写真左:Crepe Vietnamienne ヴェトナム風クレープ。
 フランスらしく(?)「クレープ」。 
 お米の粉でできた皮蒸したてで暖かいところにニョクマム系ソースをかけて食べます。
写真右:Rouleau Printemps 生春巻。
 ヴェトナム料理の王道!!
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ホット豆乳・・・これは失敗でした。



ここまで読んでいると 遊んで食事ばかりしているようですが・・・。
ちゃんと仕事してますよ~~~。

今日は ここ数年注目を浴びているサン・マルタン運河界隈リサーチ&仕入。
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19世紀初頭 ナポレオンがパリ市民に飲料水を提供することを目的に この運河の掘削を命令したという。
その後 運河の水を使う陶器やなめし革 クリスタルなどの工場も多く作られてにぎわっていたが
1960年代にはすっかり荒廃し 埋め立てて高速道路を建設する計画もありパリ東部開発計画とともに見直されるようになった。
また運河沿いの住民たちの努力で ヴィルマン公園が保存され 
ふだんは交通量の多い両岸が 日曜には遮断されて歩行者天国になった地域。

「bourgeois bohème ブルジョワ ボエム」を略した「bobo」が注目!
(お金や安定を考えない気楽な「bohème ボヘミアン」的生き方と
そういう生活を現実的に可能にする「bourgeois ブルジョワ」的な裕福さの
両方を兼ね備えている人々)

今流行の「bobo」注目のファッションスポットです。
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西岸(Quai Valmy)には どこかアムステルダムを思わせるようなおしゃれなブティックやレストランが並んでいてオシャレ♪

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映画の「アメリ」が石を投げていたサンマルタン運河にかかる橋。

運河沿いから少し入ると 映画『北ホテル』で有名になった
Hôtel du Nord
102 quai de Jammapes 75010 Paris
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1階はカフェレストランになっています。
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・・・新旧のよさが微妙に同居していることが人気の秘密なんでしょうか?


この日は1日雨模様・・・。
でも気温が15度位あって 真冬とは思えない暖かさ。
イメージ的にはパリの冬=極寒なので ちょっと気が抜けてしまいます。
しかし翌週のパリは 零下十数度という猛烈な寒波に包まれたらしい。


夕食は La Petite Cour
8 rue Mabillon 75006 Paris
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階段を下りて、石畳の中庭から入る その名も『小さな中庭』というレストラン。
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赤を基調にしたクラシックな内装。

今回日本からご一緒させていただいた方が
イギリスを周られるということなのでプチお別パーティでした。
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メニューはもちろん読めません。
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フランス在住の 日本女性Tちゃんと フランス人のフィアンセE氏にお世話になりました。
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パリ4日目。
コレステロールと体重を気にしつつ
食べて 食べて 食べまくっています。(笑)

The next time・・・

 

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