能ある鷹は爪を隠す

…優れた能力のある人はそれを無駄にひけらかしたりしないということのたとえ。

(Wikionaryより引用)

 

それを実感した出来事や、思うことがあったので書き出します。

 

 

{出来事1}

父方の祖父の家に行った時のこと。

今回はスケジュールの都合もあり、私一人で帰省しました。

 

祖父はいつも私に勉強は頑張っているか、聞いてきます。

学問に重きを置く考え方の人なんでしょうか、それとも話題として選んでいるだけ?

 

話の流れで父の学生時代の学力の話になりました。

 

私は父が頭のいい高校(偏差値70くらい)→国立大学に進学したことは何となく知っていたのですが、詳しい話は聞いたことがありませんでした。

 

祖父に話を聞くと、父は高校の中でも成績が良く、卒業するときには学内4位以内で、卒業式の時に表彰されたのだそう。

大学も、模試では京都大学に行けそうだったらしい。

(後から父に聞くと否定していたが…笑)

 

20年以上父と一緒に生活しているが、そんな話は一切聞いたことが無かった。

 

武勇伝のように語ってしまいそうなものだが、過去のことだから今の自分とは関係ないと考えているのか?自分の芯がしっかりとあるから、人に認めてもらう必要がないのか?

 

尊敬していて大好きな父だが、改めて尊敬の念を抱いた。

 

 

{出来事2}

高校生の時、とても勉強のできる友達がいた。

昼休憩の時間も、ご飯を食べ終わったらおしゃべりの輪に入りつつも、勉強をしていた。

 

「勉強すごい頑張ってるよね」「頭いいよね」みたいなことを言われても、

「いや、全然だよ。まだわかんないこといっぱいある」といつも謙虚。

 

全く勉強できることをひけらかさず、謙虚に勉強に励んでいた。

 

 

 

逆の出来事も軽く2つほど…

1,同じ学部の子で、何かと自慢するタイプの子。

「今日も自習室で〇時まで勉強する~」「昨日〇時間勉強した~」「問題集〇周した~」などなど、聞いてもいないのにどんどん喋ってくる。

 

2,高校の時の友人で、SNSでつながっている子。

しょっちゅう「私は優秀だから~」というアピールをしている。

 

 

 

これらの出来事から、私は

能ある鷹は爪を隠すってかっこい~! と思いました(急に軽い笑)

 

自ら自慢するって、逆に優れていないように見えるなぁ

自信がないのかなぁ

普段は見せてないけど、実は出来るんですよって人のほうがかっこよくない?

 

私も、能ある鷹は爪を隠す型の人間になりたいなぁ、なんて思いました。

(そもそも能がないといけませんが…笑)