2018年1月30日。

妊娠15週。
心拍停止を告げられ、分娩のため入院しました。

入院してからは、親としてちびこにしてあげられることを全部してあげよう、後悔しないようにしよう、

と気を張っていたように思います。



陣痛促進剤を入れてから3時間後のお昼12時、小さな赤ちゃんを出産しました。

お医者さんによると、赤ちゃんは、13週頃の大きさだったので、その頃心臓が止まったのだろう、と。1週間以上、出血も痛みもなく、いい子にしていてくれたんだ…。


看護師さんから
「お母さんのお腹の居心地が良かったんだね。ちょっとでも長く一緒にいたかったんだね。」
と言われ、堪えていたものが一気に押し寄せました。


ーなんでちびこなんだろう。
ーなんで私なんだろう。
ーわたしが悪いことしたからいけなかったのかな。
ーもっと一緒にいたかったよ。

声を上げて泣きました。



夫と家族3人で過ごす最初で最期の夜。
アイスノンのベッドで眠るちびこのために、看護師さんが交代で保冷剤を交換してくれました。


横にいるちびこが愛おしくて、眠るのがもったいなかったのを覚えています。
ー朝が来たら、お別れしなくちゃいけない
それを考えると、また涙が出ました。



ちびこがお空へ旅立った日は綺麗な青空でした。
地元は豪雪地域なので、この時期晴れることは滅多にありません。

そして、1年後の今日も晴天。
ちびこが笑っているのかな〜なんて思ったら嬉しくなりました。

辛くて仕方がなかった去年の今頃。
まだ、死産を乗り越えてはいません。
いつでもあの日、あの瞬間に戻れます。

でも、また立ち上がって歩み始めています。

まだリアルお母さんにはなっていないけど、母ちゃんはたくましく神戸で頑張ってるよ!

と、お空のちびこに報告しました。




今日、いつも通り仕事をしていると、職場の方がギフトカードをくれました。
「お花を買う足しにして」と。
別の方は、
「一緒に頑張ってくれてありがとうって言ってる声が聞こえるよ」と声をかけてくれました。

当時だったら受け止められなかったかもしれないけど、今は素直に嬉しいです。
周りの人の優しさに気付けるようになりました。



妊活をがんばっている人がみんな赤ちゃんと出会えますように。
天使ママが心から笑える日が来ますように。