子供の頃、家の前の田んぼの中央にお地蔵様がありました
田舎だったので、昔からの言い伝えもあり、ここのお地蔵様は子供の願いを聞いてくれる。大事にしないと、災害が起きるなどと言われており、夏には毎年、7月23日近くの土曜日に二十三夜祭というお祭りが公民館で行われていました
何故か、小学生女子児童1年生から6年生までが、そのお祭りで歌や踊りの出し物を披露していました子供の頃の良い思い出にもなっていますが
当時は、なぜ夕方、女子だけが集まり披露する出し物を考え練習を重ねなければならないのかと思う時もありました
でも、今思うと、6年生中心に子供だけで話し合って、今年は何を披露するか決めて練習をするのです町内放送を自分達でアナウンスし、練習の呼びかけや、自分達で考えて行動するという大事な学びの時間でもあったなと思います
大人を介入させずに子供だけで仕上げる楽しい場でした
当日も、出店があったり、お菓子ももらえたりと、楽しみなお祭りでした
そんな感じで小さい頃からお地蔵様には慣れ親しんでおり、子供の願いを聞いてくれるというから、私はお地蔵様が大好きでした
何かというと、田んぼの中のお地蔵様に会いに行き、お話ししたり、時には自分のオヤツとお供え物を交換してみたり
お掃除も勝手にしてたな
時にはお地蔵様とおままごとをしたりもしていました
確か、お地蔵様は3体あったと思います。お父さんお母さんお兄ちゃんに見立て、一人でやってたな
変な子だったと思いますよ
ある時、近所のお友達を連れて遊びに行った時、ろうそくも拝借して、おままごと遊びを始めてしまったんですそれをたまたま、そのお友達のお母さんが通りかかり、こっぴどく怒ってくれ、火事になったらどうするんだー
って
あの時通りかかって叱ってくれて良かったです
子供って火遊びも楽しいでしょ
ろうそくのロウでどこでもくっついて楽しかったの覚えてます
火事にならなくて良かった
ごめんなさいお地蔵様
冷や冷やさせましたね
それから、お地蔵様とのおままごと遊びは卒業しました
でも、何かあればすぐにお地蔵様のところへ行き、お参りしてました
何でも聴いてくれてる気がしてました
こういう環境で育ててくれたから、私は今、信仰心があり、神様に会いに行けてるんだなと思い、親には感謝しておりますありがとう
父親は、悲惨な時期が多く苦労してきた人なので、神様とかおらん!とか言ってますけど、本当は信じていると思います
高校生の時に引越しそれ以来、そこのお地蔵様に会いに行けていませんブログ書いてたら、会いたくなってしまった
近々、会いに行ってみようと思います
田んぼ自体が今はなくなって、家が立ち並んでいるようなので、今もあそこに居てくれてるかどうかは分かりませんが
幸の子供時代の思い出でしたー
今日も読んでいただきありがとうございます感謝です