あの痛い検査から早1ヶ月。先週から痛みも治まりつつあって、夜に時折鎮痛剤を飲む程度まで回復し通常の生活に戻っています。


検査結果を聞く為に病院へ。

とても混みあっている割には早く呼ばれました。担当医に先月の検査入院中と退院後の経過が痛みと血尿で大変だった事を報告した後、いよいよ検査結果の話へと移りました。


担当医から...

結論から言うと、右尿管の下の方に癌が発見されました。膀胱内からは何も出ませんでした。よって右の腎臓・腎盂・尿管・膀胱の一部を摘出しなければなりません。手術の前に抗癌剤2クールやります。目に見える腫瘍がないので効果は確認出来ませんが尿管癌の手順としては標準です。予定として4月5月で抗癌剤を終え6月に手術になります。手術の予約が取れにくいので予約だけは入れておきますね。


ようやく分かったんだ。という安堵感と抗癌剤➕手術への不安感が一瞬で交錯しました。説明によると抗癌剤は1クール2週間入院して毎日血液の数値管理をし、退院後追加を外来でします。白血球などの数値が悪ければ免疫力低下で退院せずにそのまま追加の抗癌剤をするので1クール最長4週間の入院。そうこうしているうちに2クール目突入となるそうです。その後体力回復期間3週間おいてから摘出手術の予定で、期間は3ヶ月から体調によっては4ヶ月かかると言われました。


担当医から...

癌の顔つきが悪いタイプなので発見されたからにはあまり先延ばしにはしたくありません。来週CTを撮って再来週入院して欲しいから職場で相談して来てください。


そんな事を急に言われても無理に等しいので1週間だけ予定を後ろにずらしてもらい一旦持ち帰りにしました。


仕事は年度末でとても忙しく、決算の数字を固め、決算賞与の計算と支給もある。4月からの働き方改革に合わせた勤怠管理をし、賃上げで給料の変更もある。政府の定額減税の準備を5月に始めて6月から12月まで実施し従業員全員の個別管理もある。その他にもたくさんの仕事を抱えていて、私の仕事のうちでいちばん多忙の時期と重なり、頭が真っ白になり整理がつきません。


本当は傷病手当をもらって休職したいけど場合によっては退職しなければならないかもしれないので、明日社長に話して決めてもらわなくちゃという不安とすごく迷惑をかけてしまう事実に押しつぶされそう。


抗癌剤となると副作用の心配があります。早速帰りに病院内の癌相談センターへ立ち寄り話を聞きました。内容は主に髪の毛が抜けるのでウィッグの準備をどうするかという事と皮膚が弱くなったり吐き気についてでした。1時間ほど説明を受けた後、ぼんやりしながらお薬を受け取り帰りました。


もう時間も遅くなってしまったので、また家の近くのイオンに寄ってお弁当を買い、ウィッグをイオンでも売っているとさっきの相談員が言っていたのを思い出してチラッと展示品を見ましたが頭に入って来ないので直ぐに見るのをやめました。


原発箇所が分かるまで4度の検査入院と外来での尿管造影検査とBCGもやって1年を費やし、その間に悪化してしまったのではないかと心配になり先生に聞きました。画像の比較をしてくれましたがほぼ変化は無いそうです。でも、そもそも画像に映らないのだから比較は意味が無いのではと心の中で呟きました。BCGで1度尿細胞診がクラス5から3になったのは少し尿管にも薬が回って一時的に良くなったみたいで、でもBCGは尿管に留めておくことが出来ないので治療には向かないそうです。


複雑な気持ちになった検査結果だけど、分かって良かった。色々考えてたらもう朝になっちゃう眠れない夜でした。


燃える闘魂🔥🔥

不眠のあんみつ🍀