1913 年、アメリカのメンフィスにて、当時19歳だった薬剤師のトーマス・L・ウィリアムスが妹メイベルのために考案したものが最初のマスカラとされ る。 当時、別の女性と恋に落ちていた男性チェットの気持ちを妹の方に振り向かせたいと考えたウィリアムスは、ワセリンゼリーに石炭粉を混ぜ、まつげを濃く見せ る化粧品を作り上げた。これがマスカラ第1号となる。その後ウィリアムスは、妹の名前メイベルと、原料であるワセリンにちなんで1915年にメイベリン社 (現:メイベリン ニューヨーク)を創業した。