社会に溶け込めない自分。

人に何でか嫌われる自分。

他の人より素っ気なくされる自分。

集団に馴染めない自分。


自分の感じる自分が許せなかった。

そう。

わたしは、わたしを許せなかったんだ。

許せなくて、許せなくて、

なのに、そんな自分を見せてくる

周囲が嫌だったんだ。


どうして、そんな態度で、

わたしを傷つけるの?

そう感じて、いつも、ハートが

ズタズタになっていた。

そして、そんな態度をする相手に

傷つき悲しみ、人って怖いなぁ、

酷いなぁと思っていた。


頭痛で寝込むと、だいたい、今の

ハートの引っかかりがエンドレスで

映像化される。

頭痛でしんどいのに!

それをクリアしないと、楽にも

ならない感じになる。


今回は、あれ?と思った。

どうもしない。

何もしない。

わからなかった、その言葉。

そのまんま受け入れる。

それを聞くだけで、苦しかった。

それが、出来ないから!

苦しいのに。

そのまま受け入れなくちゃ!

と、余計に苦しくなる!!

そう、感じてつらかった。


その言葉が、頭痛の中、

わかった気がした。

薄皮が一枚剥がれるように、

新しいドアが一つ開いたように、

感じた。 


そっかー。

そっかー。

ほんとに、そのまんま見るんだ。

社会に溶け込めない部分の自分。

周囲から浮いてしまう部分の自分。

仲良くなりたいのに、片思いばかりの

自分。

全部全部、その部分、かけらの自分を、

成長させるとか、認めていく!

とかじゃなくて

そのまま見てあげるんだ。

受け止めていってあげるんだ。


そういう、自分から見たら、

ダメな自分、許せない自分を、

自分で両手を広げて、

受け止めていってあげるんだ。


あぁ。

そうしたら、もっと、もっと、

世界が優しくなりそうだ。

世界に、優しく出来そうな

気がしたんだ。