子どもの頃、母親がガミガミ言う度、

誰かと比べる度、

どうして自分の育て方が悪いと

思わないのだろう?と

おもっていた。


あの家は、察して

が、私には、強すぎた。


ふつーは、こうするでしょ?

➡️わたしは、こうして欲しいんだ。


まだ、帰ってから一度も座ってないの!

➡️わたしは、疲れているから、

しばらく休みたいの。代わりに、

ここの片付けをやって欲しい。


言い方を変えればいいのに

とおもっていた。

そうだった。


元のままの言い方は、


ふつーは、こうするでしょ?

➡️あなたは、常識がないバカね!

私がやるとおりに、やりなさいよ!


まだ、一度も座ってないの!

➡️あなたは、自分か気がついて、

手伝いをするべきでしょ!

ほんと、気がつかない人ねっ!!


そう、私には、聞こえていた。

この変換が、無意識に行われて

いたから、すこぶる気分が

悪かったんだ~。

知らなかった~。

発見だ!


そして、その言い方の

ふつ~は、は、嫌だ!と伝えれば、

今度は、相手が否定されたと

感じて反応する。


ノーと言えない命令。

だから、黙って無視して

嵐が過ぎ去るのを、待つようになった。


伝え方だったんだ。

お互いに、相手を知らなかった。


わたしは、気付きの途中なんだ。

わたしが、知ることは、

嫌だと思った時の、

相手への伝え方。


自分の感情を率直に伝える

伝え方。


お母さんみたいには、

ならないぞ!

とおもっていた。

だけど、なかなかなかなか。

人に何かを伝えるのが、上手な人は、

愛され上手なのかもしれない。