ノートに書きなぐる。
雨がこわい雨がこわい雨がこわい雨がこわい
雨がこわいー!!
ぷよは、すごいなぁと思う。
大人みたいに、無理しないから?
自分を責めないから?
年長さんの夏に被災して
3年がやってくる。
家が直って戻れたのは、
被災から1年後。
ぶよは、とにかく家が怖かった。
家の中の部屋の同じ空間でも、
自分が怖いと感じる場所に
一人では、いけなかった。
ましてや、敷居をまたいで
他の部屋に行くなんて!!
な雰囲気で生きていた。
あれから2年…。
ぶよはすごい。
ゆっくりゆっくり変化していった。
最初の1年、たんぽぽがきつかった!
全く、たんぽぽから
離れない。
離れないどころか、家の中で、
ずっとぷよのお付きの者を
やらなきゃいけない。
イライラしないようにしよう!
そう、思ったってイライラして
よくだとぷよのお付きの役を、
押し付け合っていた( ̄∇ ̄)。
少しずつのへんか。
キッチンへ一人で行けだし
敷居をまたげだし
一人でトイレに行けだし
脱衣所に入れだし…
母ちゃん一緒にいこ~。
その声を聞くとき、
あぁ、まだまだだなぁと
まだまだ終わることの無い
何かを思うんだ。
母ちゃん一緒にいこ~。
この2年、
家の中で、いやっ!て
言うほど聞いた言葉。
母ちゃん一緒にいこ~。
ぷよちゃん、すごいね。
これからも、
母ちゃんと一緒にいこう。