以前の私は、

甘い物好きな人だと自分で思っていた。

 

でも、副鼻腔炎を発症し、

医師から甘い物を控えるよう指導され、

甘い物を控えめにする生活が始まった。

 

すると、甘い物を以前より身体が欲しなくなった。

なんだったら、モノによっては、

甘い物を食べるとのどに違和感を感じる。

 

あれっ?この感覚、以前にもあったような???

 

よくよく思い返すと、

小さい頃から

チョコレートがあまり得意ではなかった。

チョコレート系を食べると、毎回のどに違和感を感じた。

自分から洋菓子はあまり食べない子供だったと思う。

 

でも就職して、社内のおやつの時間に、

チョコレートを勧められ、

お付き合いで食べるようになった。

それ以降、チョコレートを食べるようになったのだと思う。

 

そしていつの間にか、

なぜか分からないが、甘い物好きな人だと周囲から認定され、

甘いモノを勧められたり、頂く機会が多く、

知らないうちに自分は甘い物好きな人なんだと思い込んでいた。

 

そのくせ、不思議なことに、

調理用にと購入した砂糖は、

この5年位、未開封未使用である。

料理に砂糖を使っていない。笑

 

そして、台湾のドリンクは甘い味のものが多いが、

甘いドリンクも苦手。

 

だけど、疲れている時やストレスがたまった日には、

体内のエネルギーが不足していると勘違いし、

手っ取り早く甘い物を食べていた。

 

でも、副鼻腔炎を発症してから、

甘い物にそこまで執着していなかった昔の自分を思い出し、

一体なんで大人になってから

甘い物をそこまで食べていたのか

考えてみた。

 

甘い物を食べる事で、

ドーパミンを増やし、疲れていてもやる気を強制的に起こさせたり、

エンドルフィンを増やして、気持ちをリラックスさせようとしていたんだと思う。

 

 

そんな事を考えると、

結局ストレスの原因を知って状況を改善しない限り、

甘い物に頼って感覚を麻痺させて

くさいものに蓋をしていただけなのかなぁ~と思ってみたり。

冷静に振り返ると、

何の解決にもなってないんだよね。笑

 

何かあれば、

自分で一つずつ向き合って、

考えて、解決していくしかないんだよね~

と思うようになったら、

甘い物を欲しなくなった。笑

 

人によって、甘いモノとの関係は違うと思うけど、

私の場合は、

ストレス発散の目的のためだけの

その場しのぎの手段だったのだと思う。

 

砂糖の歴史をたどってみると、

支配者から与えられた蜜のような位置づけの歴史の流れもある。

 

更にもう少し古い歴史にさかのぼれば、

砂糖が大量生産されない時代には

薬の一種として重宝されていた時代もある。

だけど当時の人達は、

今程の量を食していないはずだよね。


医師に控えるよう言われるということは、

摂りすぎも身体に害になるわけで、

なんでもほどほどが大切。


気持ちがワクワク楽しくなる範囲内で

うまく付き合っていけたら良いな。


そんな最近の私は、

知らず知らずのうちに

家の中に増えていく頂き物の甘いモノたちと

にらめっこ中である。笑