数奇な出来事。
この間、すごく数奇なことがありました。
オカンと二人で、大分に帰った時です。
オカンは向こうで料理を作ろうと意気込んでいました。着替えも持たず、キャリーバックの中は食材だけだと言います。
「すげえ」 驚いて(半ば呆れて)私は訊ねました。「何を持ってきたの?」
「えっとねー餃子作ろうと思ったからその一式でしょ、それからブリの照り焼きでしょ。それからオムレツ、サーロインステーキ‥‥」
「え、ちょっと待って―――」
私は顔色を変えて言いました。「それ‥‥私がおととい買った食材そのまんまなんだけど」
餃子。
ブリの照り焼き。
オムレツ。
サーロインステーキ。
それは私が考えていた、今後一週間の献立だったのです。
母 「えええウソでしょ!?」
私 「えええナニやだ、気持ち悪い!!!」
母 「えええでもさすがにステーキは買ってないでしょ?」
私 「だから買ったっつの(←ナニ言ってんだコイツくらいに) その時たまったまステーキ食べたいと思って、ホントたまたま買ってたの! えええ気持ち悪い」
本当に偶然だっただけにビックリ。やっぱり5年以上二人で暮らしてたからかな?
不思議なこともあるもんです。ヽ(;´ω`)ノ