名前は命の名詞です。
はい。
意外にも私の下らない記事を支持する方が多いようなので、今回も下らない笑い話を書きましょう。
私はDSでポケモンやっています。
つっても自分で買ったわけではない、人からの頂きものです。
付け加えて言えば今は全くやっていません。
なんかね、合わなかった。
あんな人気シリーズを合わなかった私の感性って、果たしてどうなんだろうと思ってしまいます。←
しかしゲームをくれた友人(Y)は、かなりのポケモン好き。
その友達が、いぜん『ポケモン交換しよう』と言ってくれました。
とはいえ私はまだ始めたばかりなので、大したポケモンを持っていません。
そしてそこまで興味も無かったのだけど、Yが強いポケモンくれるって言うから、お願いしました。(つまりもらえるものは何でももらっとこうという魂胆)
ポケモンは、捕まえると自由に名前を付けられます。
『オタマロ』という品種に『ごえもん』と名づけること可能なんですね。
しかし人からもらったポケモンは名前を変えられません。
私がYに『ごえもん』をあげたら、一生ソイツは『ごえもん』なわけです。
だからポケモンの名前は意外に重要。
そこで私はYに、気に入った名前を付けてもらってから、交換することにしました。
(↑自分のポケモンは、何度でも名前を変えられる)
「さあ、何にする」
ツタージャを片手に(?)どこか上から目線で訊ねるY。
ツタージャは、進化すると最終的に蛇みたいになる、緑色の草ポケモンです。
「うーん‥‥じゃあ『りゅうじん』で!」
「だめ、普通」
普通じゃダメなのか。
つかそもそもダメと言われる筋合いあるんだろうか、飼い主は私になるのに。
しかしYのネーミングセンスも酷い。『つたごろう』とか、なんとなく眉毛の太そうな日本男児の名前を付けたがる。(私の中では西郷さんみたいな雰囲気)
ああだこうだ言ってるうちに一時間近く経過。
しかし名前は一向に決まらない。
「えー、だって『いけ、○○!』って呼ぶんだよねぇ?」 響きにこだわる國立に、彼はぽつりと言った。「‥‥『いやまてよ』は?」
「へ、なにソレ」
「だから、『いけ!!‥‥いやまてよ』みたいなw」
「バカか、名前じゃないだろソレ!」
「でも面白くない? 『戻れ!! ‥‥いやまてよ』」
「なんでいちいち躊躇を挟むんだよ、ちゃんと作戦立てて来いよ!w」
「それか、『いますぐに』。 『戻れ!いますぐに!!』」
「なぜ急ぐ。つか慌てなくてもちゃんと戻ってくるから、システム上!落ち着け!」
「ダメか‥‥あ!もしくは『あそこまで』とか」
「『行け、あそこまで!』って?
なんで場所を指定するんだよ!どこでもいいよ、戦えよ!!」
「えぇーダメ?」
「ダメだろうよ!!ww
つか、その前に『あ!』って、『ちょっとコレいけてる!』みたいな感じだったけど、全然いけてないからな!?」
そんな会話を挟みつつ、迷うこと二時間。
結局名前は付けたけど、現時点で覚えていないところ、恐らく当たり障りの無い名前に決まったんだと思う。
両親が付けてくれた私たちの名前についても、
もしかすると結果よりも過程の方が、実は面白かったのかもしれない。(とは言えないかもしれない。←