長崎の人にはごめんなさいと申し上げたい、かも知れない。 | 國立幸オフィシャルブログ「こくりゅ~派」Powered by Ameba

長崎の人にはごめんなさいと申し上げたい、かも知れない。

そういえば数日前、オカンに無理やり食べさせられたお菓子があります。



國立幸オフィシャルブログこくりゅ~波-P2010_0516_112425.jpg


読めるかしら。


長崎銘菓『一口香(いっこっこう)』


なんでもご当地ではかなりの名物なのだとか。






しかし私、気分に支配されやすい人間。

和菓子は大好きなのですが、その時はさほど食べたい気分でなく、「うん、食べていいよ」 そう言ってオカンにお返ししました。




けれどオカン、「いや、いいから。ちょっと食べてイマ食べて」 と手の平で押しやるでは無いですか。



ちなみに顔こんなん。→( ´▽`)っ゛ { いいからいいから‥‥



なにそのニマニマ顔。

めっちゃ『罠』の匂いプンプンするんだけど。




なおさら食べる気しなくて無言で押し返すと、


「なんでよ!ヽ(`Д´)ノ 



オカン、何故か逆切れ。 

いけませんねカルシウム足りてないですよ。





しょうがねーから開けてみる。


國立幸オフィシャルブログこくりゅ~波-P2010_0516_112436.jpg



こんなの。


見た目にはまあまあ、素敵な和菓子って感じですよね。

でもコレ、実際メチャクチャ固いんです。



ちゃんとデコピンすると「っ‥‥ッチーッ!!」って、ちょっとしたタメが入るくらい固い。(注:私にもよく分からない喩えです) それゆえ、口に運ぶ前にとりあえず空き地で壁キャッチボールしようか思った。



それくらい、固い。

歯を立てるも歯が立たない。 思い切って噛んだら最後、歯が抜けない。



食いちぎろうにも固すぎて動かない。



でた罠(トラップ)。あがあが言う私の横でケタケタ笑うサタン、あ違ったオカン。

私はアリ地獄にハマッたオオクロアリか。しかしオオクロアリはもがき続けます。


「ふんっ!」 

球体(もはやお菓子と呼ばない)を手に思いっきり顔を振り上げるも、勢いあまって球体が手から抜け、背後のふすまに頭を打つ私。うははは地味にメチャクチャ痛ェし。←




痛みと笑いが同時に込み上げて、口からよだれが流れる。

それでも気を取り直して引きちぎる。 「ハフぬぬぬ‥‥」 ようやくメリメリ言い始めて、球体が割れた。(つかコレもうお菓子に使う擬音語じゃねえからw)



中身こんなの。

國立幸オフィシャルブログこくりゅ~波-P2010_0516_111857.jpg



分かります? 中身無いの。



國立幸オフィシャルブログこくりゅ~波-ファイル00170001.gif






ってなりませんか。

アタシはなりましたよ、『ナショナル・トレジャー(ディズニー映画:ニコラス・ケイジ主演)』顔負けの奮闘したってのに宝箱の中カラッポだったんだから。




ポカンとする私の横で「ふほほほほ」と笑うオカン、イヤやっぱサタンだなその笑い方は。




ふんわりと香るのはニッキの香り? ごめんなさいよく覚えてないです。

なんでも『香りを楽しむ優雅なお菓子』だったそうで。


味ではなく香りを売りにしているそうで。




ヨダレ垂らしながら力で引きちぎるのは、真っ向から間違っているようで。






でも説明書(?)には一言も『死ぬほど固いですよ』とは書いていないワケで。

お年寄りが何も知らずに口にしたら間違いなく歯ァ行かれるなとか心配になるわけで、つか香りを楽しむのにここまで固い必要は何処にあるんだろう、八ツ橋でさえもうちょっと食べやすいんじゃとか思っちゃうわけで。


なによりこれを人に贈ったら『中身詰ってませんよ、アナタと一緒で』という意味合いに取られそうで、むやみに怖くなったわけで。




と、色んなことを考えさせられるお菓子にございました。

オカンいわく『話のネタにはなる』ということなので、皆さんも機会あればぜひ試してみて下さい☆(ほんとか