キリヤンのお披露目公演、早速観てきました。
小池先生演出ってことは、オケ指揮は佐々田先生か?と思ったら、ドンピシャ(笑)。
一番安心できる指揮であることは間違いない。

キリヤンのパーシー。
まだ初日から3日目ということもあって、キリヤンもまだ一杯一杯みたい。
トウコちゃんみたいにポンポンアドリブを飛ばす余裕はなく、生真面目で誠実なパーシー。でもだからこそキリヤンらしいと思います。
お嫁さんがいるのは、やはり良いことですね。キリヤンにもやっとお嫁さんが来てくれたことが、何より嬉しい。
上手さと存在感は申し分ないキリヤンなので、あとはトップスターとして肩の力がもう少し抜けてきたら、とっても素敵なパーシーになれると思います。
まりもちゃんのマルグリット。
華やかで綺麗だし、実力もあるので、キリヤンのお嫁さんとしてよくお似合いです。
あすかちゃんの新公でもやってるので、あすかちゃん系の役作り。でも、良い意味でドッカン系なのがまりもちゃんの持ち味ですから、その愛嬌をもっと振りまいてもいいと思います。
今日もキリヤン=グラパンに、「馬鹿力!」と言われてました(笑)。

真咲君のショーヴラン。
作品中の一番の難役でキーポイントだと思うんですが、やっぱり真咲君は真咲君です(苦笑)。
ん~・・・ビジュアルはイケてるし、歌がダメというわけでもない。なのにこの物足りなさはなぜなんだろう?
れおん君のショーブラン初見の時は、トウコちゃんとの実力差は仕方ないもんね~・・・と思ったものですが(爆)、今日はそういうのとも違う気がする。
キリヤンだって、お披露目公演で必死状態だし、余裕がないのは同じのはず。
・・・線が細い、というのか、貪欲さが薄い、というのか・・・真咲君の中だけで、ショーヴランが完結しちゃってるような。もっと、なりふり構わずぶつけていくような、気概が欲しいというか。
外面を創り込み過ぎて、悪く言えば自分に酔っちゃってるような表情に見えることもある。
殻を破れば、大化けしそうな真咲君だけに、勿体ないな~と思います。バウの「二人の貴公子」の時はすごく良かったのに。
まぁ、まだ3日目。れおん君が大化けしたのも新公が終わったあとだったし、後半の真咲君を楽しみにしてます。

みりお君のアルマン。
綺麗だねぇ、みりお君は。あの華やかさはとっても貴重。
たとえ相手役がゆりのちゃんだろうと(大笑)、あの鋭鋒をおっとりと包容力で包むことのできるみりお君は、やはり中日公演で成長したと思う。
これはショーヴランが楽しみ。真咲君も、案外アルマンのほうがぴったり似合ってハマるのかも。
デューハーストのもりえちゃん、フォークスのマギーさん、パーシーの両輪のはずが、ほかのピンパーネルメンバーと区別なく見える。
役柄的には、逆のほうが似合ってそうな気がするんだけど・・・。冷静で切れるデューハーストがマギーさん、おっとりと柔らかいフォークスがもりえちゃん・・・ダメ?
ピンパーネル団メンバー。
るう君、宇月君、ゆりや君、煌月君、珠城君。るう君がやはり一番お芝居がしっかりしてる。宇月君もしっかり者っぽい風情。ゆりや君がほわほわぽわ~んて感じで可愛い。煌月君と珠城君は、上級生たちについて行きます~って感じ。
ガールフレンドたちの娘役。
一人ひとりのチェックまでは行き届かなかったんですが、とにかく月娘なのはわかった(笑)。娘役のみのシーンは、かなり笑えるというか、圧巻かも。

初舞台公演でもあるし、おめでたいづくしの公演、ほぼ毎週観ることになる予定なので、これからの進化を楽しみにしてます。