サチは幸せでした。
いつもお目目くりくり輝いていました✨
いつもおしゃべりしてくれて
一生懸命に意思を伝える子でした
サチの遺影です。
サチ13歳の時の大好きな写真です。
サチはとても強い子で、
とっくに肉体は限界を迎えていたのに
ママを喜ばせようと
頑張り抜いてくれてたんです。
サチは、自分の最期は自分で決める！
最期まで尊厳を持って猫生を
締め括りました。
5月18日の朝、
久しぶりの爽やかなお天気で、
『サッちゃん おはよう✨』って
声を掛けたら、
ゴロゴロ鳴らしてご機嫌でした
朝、カニカマを少しだけ食べて
(前日は たくさん食べた)
いつも通り お薬と強制給餌もして
旦那のベッドに寝ていました。
※元気な頃は、旦那の部屋にほとんど行かなかったのに最期の1ヶ月はいつも旦那のベッドに寝ていました。
この日は旦那がテレワークで
サチと旦那は同じ部屋にいました。
なので、私は安心して、
コインランドリーへ
お布団などの大物洗濯に行こうかと
準備をしていました。
少しすると旦那が
『サチ、気持ち悪そうにしてた』
と、言いに来ました。
すぐに頓服のセレニアを飲ませ、
セレニアは30分程で効いて来るので
様子を見ていました。
吐き気は治まったようで
またスヤスヤ眠って、今度は
『サチがベッドと壁の隙間に落ちて、ニャン！と鳴いた』
『すぐ抱き上げて寝かせたら、また落ち着いた』
と旦那が言いに来ました。
私もサチの様子を見に行きました。
凄く静かで、
窓の外から聞こえる鳥たちのさえずりが心地よく
爽やかな優しい風が部屋に流れ込んでいた…
薬が効いて気分が良くなったのかな？
と思ったけれど、なんか変。
サチの意識が半分 飛んでいるようだった。
『サッちゃん、チュンチュン鳴いてるねぇ』
『風が気持ちいいねぇ』
…と話しかけながらサチを撫で続けた。
どんどん意識が飛んでいる。
『サッちゃんはいっぱいいっぱい頑張り抜いたよね』
『偉いなぁー サッちゃんは』
『ママと父ちゃんの自慢の娘だよ』
『サッちゃんがどこに居てもママと繋がってるからね』
『だからサッちゃんは寂しくないんだよ』
『ママ、サッちゃんを寂しい想いは絶対にさせないからね』
『ママ、ここにいるよ。安心して』
『今日は父ちゃんもいてくれて良かったね』
『もう何も心配ないよ』
『サッちゃんは可愛くて美人でお利口さんで強くて優しくて、最高の娘だよ』
…さらに意識が抜けていく…
だんだんと口呼吸になり
喘ぐように ニャーと鳴いた。
足がパタパタ動いてお空に向かって走っているようだった。
心臓の鼓動がどんどん弱まっていき
大きなため息になって行った。
ため息の間隔がどんどんあいて、
とても静かに穏やかに…
17年8ヶ月の猫生を終えました。
意識が飛び始めてから
約1時間でした。
もちろん旦那も仕事どころではなく
ずっと一緒に サチに話し掛け
サチに触れていました。
サチの最期は、
ママと父ちゃんに囲まれて
2人に触れられて いっぱい褒められて
納得のいく大往生だったと思います。
息を引き取った瞬間、旦那と
『サッちゃん よく頑張ったね！』と
盛大な拍手を送りました👏👏👏
本当に自然と拍手が出たんですよ
心から、サチの17年8ヶ月の猫生と
自由になった魂を祝福したかったのです🐈🌈✨✨✨
サチは、ママと父ちゃんに
出来るだけ悲しみを残さないようにと
心の準備期間を与えてくれた上、
苦しまずに最期は少しだけおしゃべりして旅立ちました🌈
こんなに親孝行な娘がいるでしょうか…
何だか清々しさまで感じています
サチを娘に出来たことが、
ただただ誇らしい気持ちでいっぱいなのです✨
ここから先、遺体の写真があります。
苦手な方はここまででお願いします🙇♀️
もし大丈夫な方には、
頑張り抜いたサチの可愛い肉体に拍手を送って頂けたら とても嬉しいです🙏
大好きなカニカマと おもちゃを
たくさん持たせました。
リサラーソンの枕は、前日も使っていたので持たせました
おもちゃのどら焼きには、またたび粉をまぶしてあげました
サチの祭壇です💐💐💐
たくさんの方々からの温かいお気持ちが
本当に嬉しかったです。
火葬の時、頂いたお花の一部を
棺に入れさせて頂きました。
動物病院の先生にもお礼に伺い
サチの最期の写真と
若い頃の写真を見て頂きました。
失明してからも階段を上る姿を収めた
動画も観て頂きました。
サチが最後に 先生に診て頂けて
本当に幸せだった事をお伝えしたら、
先生は涙を流して下さいました。
帰りは、スタッフの皆さんで病院の外まで
見送って下さいました。
可愛いピンク色のお花も頂き
こちらの病院からも『愛』をたくさん頂きました。
サッちゃん繋がりの方々は、
本当に皆さま素敵な方ばかりで…
サッちゃんの ニャン徳 ですね
皆さまから頂いたお花のご紹介は
また後ほど書かせて頂きますね。
本当にありがとうございました🍀