今年の目標の一つ、
『お人好しを卒業する!』


私は、馬鹿がつくほどのお人好しでした。
…と言うより、完全に馬鹿でした笑い泣き


独身時代、
困っている(と訴えていた)人に貸したお金は、総額○十万円札束
旦那様の借金と暴力で悩んでいて、泣いてばかりいた彼女に
携帯代・ガス代も払ってあげた。

だけど、1/3 も返して貰えなかったな。
本当に困っているのは事実だったし
いつも泣いていたんだもの。
私もお世話になった人だもの。

でも、ちょっと不審に思う点もあり
今後は1円たりともお貸し出来ないと伝えたら、連絡がピタリと途絶えた。

これはショックだったなぁー。

今 振り返ると、
旦那様の借金だけじゃなくて、この人本人の金銭感覚も人格もおかしかったと思う。
(演技性人格障害っぽいような…)


結婚後は、
旦那の借金完済の為に私の貯金を使い…
本人も深く反省し、私に感謝して、
これでもう借金から足を洗えた!と思いきや…

甘かった笑い泣き

借金癖って、身体の芯まで身に付いていて直らないものだったのね。
どうやら血筋でもあるみたい。

私の家族は、金銭感覚がきちんとしていたし、
『借金癖』なるものの存在すら知らなかったんだもの。

私の感覚だと、借金をゼロにして貰ったら、それはもう感謝しかないし、
もう二度と同じ過ちは繰り返さない事は当然の事で、今度は早くご恩返しがしたいと思う…のだけどね。

どうやら、借金癖がある人は、
お金が無ければ無いで普通に借りる。
お金があれば全部使う。それでも何故か足りなくなる。
『利用限度額=自分のお金』
…という、異常な金銭感覚なのだと、初めて知りました😳

現在の借金額は知りませんが、
(高額な)小遣い&バイト代でせっせと返済してるみたいです。
少なくとも消費者金融系とは縁が切れて銀行だけになったので、
もう私は一切関知しません😑


私のお人好しは、お金に関する事だけでなく、
『時間』や『知識』など、ありとあらゆる面で見られます😔

自分の為の大切な時間を
簡単に他人の為に浪費してしまう…

相手が本当に困っていたり悲しんでいる時は、
深夜早朝でも24時間体制で応じてしまう。

そりゃあ、その時はえらく感謝して貰えますよ。
でも、そういう人は例外なく、こちらが困っている時や話を聞いて欲しい時は知らん顔しますね。

その時は、私の中で悲しみでいっぱいになるけれど…
だってさ、相手の睡眠時間や労力を平気で泥棒出来ちゃう人なんだもの。
自分の事しか考えられない人なんだよね。

それに何よりも、私が相手のペースを尊重し過ぎて、舐められっぱなしという事も…
今なら理解出来る事がいっぱいある。


自分を大切にしていない人は、
相手からも大切にされない。


これを心から理解出来たのは、本当につい最近かな。

それまでの私は、

心を尽くせば
分かり合えない人はいない!!

との信念を持って、人と関わって来た。
それは大間違いでした。
相手の心は、こちらでコントロール出来ないのだから。


時間泥棒の被害は後を絶たない私ですが、
『知識』に関してもそうですね。

まぁ、私が持っている知識なんて大したモノでも無いですが💦
私なりに試行錯誤して相当な労力を使って得た知識を、他人に簡単に伝えてしまったりね。

だからかな、
私と関わる人(リアルで)は、何故だか私に質問ばかりして来る。

今やネットで大抵の事は調べられるし
さらに深く知りたければ本もあるのに、
どうして自分で調べないで簡単に聞くのだろうか?

不思議でたまらなかった。

それは、私が簡単に かつ懇切丁寧に教えてしまうから…
だったのですね。

…という事は、私が良かれと思ってやっていた事が、相手をダメにしていたのですよね。

今なら解る事がたくさんあり過ぎて、自己嫌悪です😣

つい最近も、何かと質問ばかりして来る人と関わっていました。
明らかに誰でもすぐに調べられる事柄ばかり。
検索する習慣が無いのか?
検索するにも、検索ワードが解らないのか??いや、そんなハズはないな…
だってさ、私にメールする時間があれば検索した方が早いだろうに…

最初は丁寧にお返事していたけれど、一向に自分で調べないので、
今は、検索ワードとURLを貼ってあげています。
今後は、一度は自分で調べてもらって、それでも解らなかった時だけ対応しようと思います。


お人好しで世話好きの面倒見が良過ぎる性格は、
私自身のエネルギーの浪費だけでなく、相手の成長をも妨げていたのだと、今なら解ります。


それは仕事の面でも…

私の仕事は、趣味の延長線上で 自宅で気楽に高時給になって良いわね~音譜みたいに思われがちなのですが、

とんでもないプンプン!!!!!!

これまでに費やした時間・労力・莫大なお金…などなど、一生掛かっても取り返せない程なのに…

生徒が遅刻した場合でも、
キリの良いところまで 時間を押してまで教えてしまう。
(次の人には影響のない時間で)

生徒がうっかりレッスン日を忘れてしまった時も、
次週が休みだったりすると間が開きすぎてしまう為、振替レッスンしてあげちゃう。

その時は、私がそうしてあげたいという一心なのだけど、後から『やってしまった』感満載になる😥

幸い、相手も私と同じタイプの(良心的な)親の場合は、えらく恐縮されて、
菓子折りを持ってお礼とお詫びに見える方もいますが、

ほとんどの親は、きっと
『随分と人の良い先生だ(笑)』
『そうよね。お金払ってるのはこっちなんだからさ~』
と、それが当たり前のように受け取ってしまうのだろう。

以前、自己都合で欠席するのに『振替レッスンはいつですか?』とのたまった強者もいましたが…びっくり
それはさすがに『出来ません!』の一言で断ったものの、しかし最近の親は凄いな。
(その件以降、最初に規約書を渡しています)

私が生徒だった頃、多くのご父兄は、
お月謝の為にピン札を用意して、季節ごとに菓子折りやら お中元・お歳暮・発表会やコンクールのお礼などなど、
先生の存在は雲の上の人の様な敬い方だったものね。

今は半分、接客サービス業みたいなものだから…とは言っても、
誰にでも出来る仕事ではなく、これまで積み上げた知識を安売りすること無く、
講師としての威厳は保ちたいなと思います。


以上、私の
『脱・お人好し宣言』でした。
長文を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



昨日のサッちゃん照れハート


16年間、生まれて一度も土を踏んだ事がない肉球🐾