★【カタカムナ 生命の神業74 合氣の極意と実践④】★

★このブログは2024. にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★


こんにちは! ゆかりです
今回は【カタカムナ 生命の神業74 合氣の極意と実践④】です

大野朝行さんの書籍「カタカムナで直感する 神人一体の合氣」等を参考にお話しさせていただきます。



古来の日本文化の立ち方や動き方の強さのを「やじろべえのように立ってバランスを取る」あるいは「天の浮橋に立つような力みのない立ち方」など、その実践方法をご紹介して参ります



項目
1.やじろべえ立ちの強さ
2.天の浮橋に立つ 
3.魂の比礼振り
4.合氣の動きは副交感神経系   
   


1.やじろべえ立ちの強さ

やじろべえ立ちでバランスの強さを知りましょう

   

「やじろべえ立ち」とは、
やじろべえを、指先の上などに 真ん中の棒だけで立たせるとつり合いを取って倒れない昔からの玩具のことで、そこから名付けたとのことです。

体に氣の柱がしっかり立っていれば「やじろべえ立ち」ができます。


氣の柱ができることを試してみましょう。


取りの前に、感受性の優れた受けが立ちます。受けの後ろには厚いマットや布団を敷いておきます。

取りは左回りの氣の柱をイメージしましょう。
氣の柱ができると、受けは面白い体の動き(反応)をして後ろに崩れます。

渦を巻く氣は生命波動ですから、心地よいのです。そして中心ができることで、受けはその場に共鳴して氣持ち良く崩れるのです。

後ろ重心こそ、バランスの取れた姿勢でありマノスベの姿勢なのです。




2.天の浮橋に立つ 

天の浮橋に立つような力みのない立ち方です

合氣神髄 p.168に次のようにあります。

「天の一柱なる人は、宇宙の妙精を吸収するなり。緒結びをもって浮橋に立ちて人生行路を修すること肝要なり。神(かむ)ながら生成化育の大道(だいどう)、
天真地真物真の本旨をうけ万界を守り清むべし」


ということなんですが、

浮橋とは「古事記」で、イザナギとイザナミが天の浮橋に立ってオノコロジマを作った話に由来します。

天の浮橋に立つ というのは、高所に立って見渡すことで、ものごとの是非が見えるということでしょう。

それと浮橋に立つ感覚が、マノスベの姿勢で立つことと同じに思えます。

なぜなら、こうして立つとアワ量が増えて、身体が重くなります。その身体を抱えて持ち上げることができないほどになるのですが、

生命力が上がっているので 天の浮橋に立ったように心身共に軽く動けて、姿、振る舞いも精神性も真人のあり方に変化しています。

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真人については、過去動画
【カタカムナ 生命の神業64 宇宙に結ばれる武③】
11:42からの「 日本は古より真人の真国」をご覧ください
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外国文化と、日本文化とは全くあべこべなんです。

外国文化では、
「地面にしっかりと地を掴むように立つ」
「地の上にしっかりと立ち、地から氣を取り入れる」といった立ち方です。



日本文化の
やじろべえ立ちは、つり合いが取れたバランス立ちです。

天の浮橋に立つような、ふわっとした力みのない立ち方です。

しかしこれが実にしっかりしていて、転びにくい立ち方なのです。



3.魂の比礼振り

魂の比礼振りとはミを入れることです。
比礼は、女性が肩にかける薄い布のことです。

合氣神髄 p.26に次のようにあります。

「魂の比礼振りでありますから絶対に形のない、学びであります。そこに、またひとつの、この神ながらの道をば、おぼえていただきたいと思うのであります」

とありまして、比礼の面白いお話があります

比礼というのは、大国主の命が須佐之男の命の娘、須勢理比女(すせりひめ)の命と結婚した際に、須佐之男の命は、大国主の命の器量を試すために蛇の室に寝かせます。


須勢理比女の命は比礼(女性が肩にかける薄い布)を夫に渡して「もし蛇が嚙みつこうとしたら、この比礼で三度振って祓い給え」といいました。


大国主の命は、「比礼のおかげで、平く(やすく)寝ることができました」という話が「古事記」にあります。

比礼を振る、薄い布を振るという仕草は、力を使いません。速くも振れません。舞のような動きの柔らかさ、ここにも極意があるのでしょう。

蛇でさえ心地よくなって襲ってきません。そんな優しい動き方(一定の速度の動き、丁寧な動き)をするのが合氣道の技なのです。

「形のない学び」というのは、形を覚えるのではありませんし、形で動けば筋力を使います。ミを入れることを学ぶのです。筋力ではなく遠達性の力を使うのです。





4.合氣の動きは副交感神経系

スポーツは、氣持ちを沸き立たせる交感神経系です。
合氣は氣持ちを鎮める副交感神経系です。

 

副交感系優位でいれば、次のような長所が生まれます。

体が熱くなって眠くなります。心は穏やかに、手足は温かく、筋肉は柔らかくなります。呼吸は深くゆっくりと、視野は大きく広がり、胃腸は活発になり、消化が促進されます。血糖値は下がり、血圧も下がります。


このように、人は争ってはならないのです。

これが神の教えであり、合氣道の極意なのです。

学校では、昼間交感神経が働き、夜には副交感神経が
働くと習ったと思いますが、

昼間も副交感神経を時々優位にして、丁寧に動かすことを心掛ければ、生活習慣病をはじめ様々な病気の恐れもなくなります。


それを習慣づけるのが、合氣道の動き方なのです。体の使い方、心のあり方をミソギ(ミを入れる)をして、生命力であるミツゴナミ(生命波動)の発生を豊かにすることです。

スポーツ的な動き方から、日本人本来の動き方に180度転換することで、呼吸が深くゆったりとなります。オモダルも増します。すると身軽に動けますから、この違いが分かります。


大野さんは、こんな話を聞いたそうです。
いつも畑仕事をしている田舎のお婆さんのところに、孫たちが訪れて、孫たちが「今日は手伝いましょう」というと「お前たちではすぐに疲れるからやめておきなさい」と言われたそうです。

昔の人の体の使い方であれば、年を重ねても元気に動けます。現代にもこんな会話があったことにうれしくなりました。


ということなんです。


昔の人の体の使い方は、ご先祖様からの技なんですね。
私たちもマノスベの姿勢を日常に取り入れて、どんどん健康になりましょう。


「合気神髄」と「カタカムナ」の趣旨は 今後、世界を地球を救うと思っています。あくまでも私の考えですが。


今後も、配信を続けてまいりますので、
よろしくお願いします。






今日はここまでです

参考書籍や関連サイトと、ブログのURLは説明欄に
貼り付けておきますので、
よろしければ参考にされてください。

ブログのタイトルは 「宇宙と地球のメモ帳」 です。





最後までご視聴ありがとうございます。
モロカゲサチ~(^^♪

ではまた