★【カタカムナ 生命の神業59 神人合一の理と合氣道③】★

★このブログは2023.9.5にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★

こんにちは! ゆかりです。

今回は【カタカムナ 生命の神業59 神人合一の理と合氣道③】です。

大野朝行さんの書籍「カタカムナで直感する 神人一体の合氣」
を参考にお話しさせていただきます。

項目
1.八百万の神が協力してくれる
2.合氣道は禊ぎの技
3.宇宙の力が加わるのが神業の原理
4.合氣道はマノスベの姿勢と想念のあり方
5.神の働きを現す言葉(言魂)



1.八百万の神が協力してくれる

外国の神は、人の住む世界とは異なる天界に
坐しますから、神と人との分離が生じるのでしょう。

日本の神は、アワ(潜象)に坐します。
このアワ(潜象)とは、目には見えませんが
私たちの体の内外も含めて、自然神羅万象すべて
のことです。なので日本の神は身の回りにも中にも
おられるのです。
アワ(潜象)はサヌキ(現象)と、常に互換重合
していますからとっても身近な存在です。


合氣神髄 p25に次のようにあります。

「和合の精神ができたなら、みな顕幽神三界に和合、
ことごとく八百万の神、こぞってきたって協力する筈に
なっております。磨けば磨くほど、魂磨きが第一番で
ありますから、強い、弱いというようなことは、やりません。」


この中の「顕幽神三界に和合」とは、
見える世界と見えない世界と神の世界の三界を
和合するという意味です。

今の世は、和合ではなく、競争や抜け駆けして
上に立つことにご執心の世界です。これは現象
しか見ていない世界です。

しかし、植芝盛平は、和合の精神が一番大切、
魂磨きが第一番と言っています。
これは潜象に重きを置いた世界です。魂磨きとは、
アワ性(感受性、合わせる心)を磨くことでしょう。

例えば、野に咲く花を見て、「わあ、可愛いい!」
という愛でる気持ちや鳥たちのさえずりを聞いて、
「ああ、きれいな声だなあ」と感じるココロは潜象の
極微粒子となって、その花や鳥たちに届き、喜びの
波動となって、何倍にもして私たちに返してくれます。
虫の声も雨音も風も波も人も同じです。

その心地よさが、お互いの波動を上げるのです。
そういう感覚を研ぎ澄ませることが、アワ性を感受性を
磨くことになります。常に自分のあらゆる感覚器官で
意識して感じてみることが大切です。
そういう氣、エネルギーで自分自身を満たし続けることが
魂を成長させ、地球が喜ぶことだと思います。


アワ性を磨くとカが増えます。カは潜象・アワ量ですから、
カが増えれば、心も体も自由に働きます。
和合の精神も養われます。
これには、潜象の働き、神の働きに重きを置かな
ければできないことです。

先ずは競争をやめて、嫉妬心をなくせば八百万の神も
こぞって オホ(親和重合)して協力してくれます。



2.合氣道は禊ぎの技

合氣神髄 p38に次のようにあります。

「宇宙組織の魂のひびきの修行によって、自ずと
自己の心の立て直しが行われ、真の自己を造りあ
げるのである、つまり合氣道は禊ぎの技である」
(2回読む)

宇宙組織の魂のひびきの修行???
これは、どういうことでしょうか。

私たちは、宇宙組織の一員ですよね。
タマシヒ(魂)とは、アマナ=アマノミナカヌシのこと。
ヒビキとは、アマナが根源のヒから、始原量を ビキ
引き出すことです。

これはカタカムナの教えだなあとビビっときました!
カタカムナ ウタ 第1首に
「カタカムナ ヒビキ マノスベシ」とあります。

これは、宇宙から生命の根源を引き出すには
マノスベをスベシということです。
マノスベとは、自然らしく生きること。
したがって、マノスベの姿勢とは一番自然らしい
姿勢ということです。

ですから「自己の心の立て直し」にもマノスベの姿勢
が良いのです。瞬時に呼吸が深くなり、雑念が生
じない状態に変われるからです。


マノスベの姿勢は性質にも関わります。
そこで今の性質を良くするには、
カ(神)の示す方向に素直に乗る生き方をする、
それは、自然らしさを大切にして、
何事も「ミをいれて(意識して)」行うことです。



禊ぎの本来は、
ミ(カムミ)を ソ(そこに)ギ(発生させる)こと。
「ミを入れて(意識して)」行えば、ミソギになります。
すると体は「イヤシロチバ」に調います。

イヤシロチバ
イ(イカツ、イノチ)を
ヤ(飽和、完成)まで
シ(示して)
ロ(正反のバランス)を
チ(持続)する
バ(場、体)ができるのです。

※イヤシロチバに調うということは
命を完成させて正反のバランスを持続する体が出来る、
ということです。
何事も「ミを入れて」まいりましょう‼



3.宇宙の力が加わるのが神業の原理

合氣神髄 p42に次のようにあります。

「鍛錬は神業の鍛錬である。これを実践して、
はじめて、宇宙の力が加わり、宇宙そのものに
一致するのである」


真に神業の鍛錬なのです。せっかく生まれて
きたのですから、これを鍛錬せずにして、
何を鍛錬するのでしょう。

心身ともにマノスベの状態であればミツゴナミ
(生命波動、氣)は、体の外へ大きく広がります。
細胞にとって心地良いナミですから、受けの細胞
も共鳴します。共鳴すれば、取りの微妙な身体の
動き、心の動きの変化を受けて、受けは自ずと
反応します。そして動いてしまいます。
これが、神業の原理です。


そして、神業の鍛錬とは、心地良い生命波動を
発生させることです。そのための動きと姿勢、
精神のあり方、心身を柔らかくするためのミソギ
等が大切になってきます。


せっかく生まれてきたんだから、
これを鍛錬せずにして、
何を鍛錬するのでしょう‼

というこの言葉、すっごく響いています。



4.合氣道はマノスベの姿勢と想念のあり方

合氣神髄 p171から

「合氣道においては、相手はいるが、相手はいな
いのである。己が日頃の修練のままにおのずから
動けば、不思議なことに、相手もその通りに動く
ようになるものである。私なら私と同じように
……それが、合氣道というものの妙味である」

これ何度も読み返しました。
大野さんは、これも神業の稽古なのです。
余談になりますが、私は宮本武蔵の「五輪書」から、
合氣道に通じる古代の日本人の心身のあり方を
知りました。「五輪書」は現代の常識を捨てて
読まなければ理解できません。

宮本武蔵が日本人の姿勢の良いところを抽象して
くれました。これこそが、神が日本人に教えてくれた
マノスベの姿勢です。 
この姿勢を極めることと、玉垣(想念のあり方)に
よって、私は師を持たずに合氣道を身に付けることが
できたのです。  

とおっしゃっています。 すごいですね。
だから、私たちも大野さんが残してくれた、書籍や
動画から学べるんですよね、たくさん。
私たちも、マノスベの姿勢を極めることと、想念のあり方
によって、できるようになっちゃうんじゃない、魂合氣。
って思うんです。



5.神の働きを現す言葉(言魂)

カ(神)の働きを現すカタカムナの素敵な言葉を
4つご紹介します。


①オキツ カヒベラ
オ(六方環境)から
キ(発生)した
ツ(個々の粒子)は
カヒ(生命)の
ヘ(方向性)を持って
ラ(あらわれ)ます

※つまり、命の根源である極微粒子は、
単なるモノではなく、何になるかという方向性を
持って発生しています。
そして、命の根源である極微粒子一つ一つが
アマココロ(万能の力)を持っています。


②ヘサカル ミチタマ
ヘ(方向性)と
サカ(カムからサズカル量)が
ル(定着)すると、そこは、
ミ(カムミ)の チ(持続)する
タマ(独立したマ)なのです。
※ミチタマは 満ちるタマ(アマナ)にカムが満ちるのです。

③ミクマリ
アマナともミスマルノタマともアマノミナカヌシ
とも言います。
ミクマリには「カのミ」(生命の根源)が密充
しています。これを生命力、生命体として、
細胞にクマリ(配る)働きをします。
命の供給源です。


④ミコニホヤホ
ミ(ミを入れて)を
コ(繰り返し行えば)
ニホ(六方環境にあるカが親和、定着)して
ヤ(飽和安定)まで
ホ(カムウツシ・アマウツシ)が行われます。

4つとも、カ(神)の働きを現す素敵な言魂です。
試されて何か体感していただければ幸いです。




今日はここまでです



参考書籍や関連サイトと、この動画の文章版や
ブログのURLも説明欄に貼り付けておきますので、
よろしければ参考にされてください。

ブログのタイトルは「宇宙と地球のメモ帳」です。





最後までご視聴ありがとうございます
モロカゲサチ~(^^♪

ではまた