★【カタカムナ 生命の神業58 神人合一の理と合氣道②】★

 

 

★このブログは2023.9.5にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★

 

こんにちは! ゆかりです。

今回は【カタカムナ 生命の神業58 神人合一の理と合氣道②】です。

大野朝行さんの書籍「カタカムナで直感する 神人一体の合氣」
を参考にお話しさせていただきます。

項目
1.絶対不敗とは
2.真の武道には相手もない
3.宇宙の愛の御働き
4.すべてが八百万のカミ(潜象)でできている



1.絶対不敗とは

合氣真髄 p35に次のようにあります。

「絶対不敗とは、絶対に何者とも争わぬことである。
勝つとは、己の心の中の争う心に打ち勝つことである。
己に与えられた使命を成しとげることである。」

絶対不敗とは、どんな相手にも負けないことでは
ありません。
オリンピックではないのですから、争わないことです。
そして己に与えられた使命を成し遂げることです。
これが台形社会の在り方です。

合氣を例にお話ししますが、取りは受けを倒してやろう
と思ってやっているのではありません。争いの心ではなく、
その逆の心でなければ神業は生まれません。
自分が平和な心、穏やかな心になると、この先が解る
のです。つまり、相手がどう動くかわかってやっているのです。

この状態をミを入れてとか、マノスベとかオノズサリ(自然さ)
といっていますが、無心になるといってもいいでしょう。

そうなんです、魂合氣の稽古で、うまくいったとき、その人に
今 何を思ってた? と聞くと必ず 「何にも考えてない」
という答が返ってきて、そっかーそうなんだーーーって妙に納得
していました。無心が大切なんですね。



2.真の武道には相手もない

合氣真髄 p115に次のようにあります。

「相手があり敵があって、それより強くなり、それを
倒すのが武道だと思ったらそれは間違いである。
真の武道には相手もない、敵もない。真の武道とは
宇宙そのものと一つになることだ」


「真の武道とは宇宙そのものと一つになることだ」
とありますが、自分が宇宙の一部と思える人は
どのくらいいるのでしょうか。

宇宙にたくさんある星々と比べれば、私たちは極微小、
ものすごく小さいんだけど、
宇宙の一員なんです、だからオノズサリ(自然さ)の
在り方を大切にして、万象万物と共に生きてゆくことが、
宇宙と一つになることになります。
私たちは宇宙の中で生かされているのです。



3.宇宙の愛の御働き

「合氣神髄」 p43に次のようにあります。 

「宇宙にはいくつもの現れがあるが、それと同じに
人間も、宇宙の愛の御働きのいろいろによって、
そのまま行いに現すものでなければならない」

人は天命を実行するために、様々なご縁を神様に
結んでいただいています。
楢崎皐月の生涯を見ても、彼の天命である
「カタカムナの解読」を成就するために、
様々なご縁や出会いを与えられていることに
氣がつきます。

楢崎は満州にいたときに蘆有三老師と出会い、
八鏡文字の伝説を聞きました。このことは、
彼の後半の人生に決定的な影響を与えました。

それは、兵庫県六甲山系の金鳥山の頂上にある
俗称狐塚(蘆屋道満の墓)で思いがけず出会った
平十字に見せられたカタカムナの神の御神体だという
巻物、その中に描かれた図象が、蘆有三から聞いて
いた八鏡文字ではないかと直感して、彼の
カタカムナ文献解読のきっかけとなったのです。


皆が同じことをするのではなく、皆違っていてよい
のです。各自が好きなこと、得意なことを研鑽して
いけば、現代のようなピラミッドの競争社会ではなく、
縄文時代の台形社会になっていくことでしょう。
無駄な人生など何一つなかったことにあとで氣がつく
ものです。

細胞社会の在り方は台形社会です。
体内の60兆個、270種類もの細胞の各々が、自分に
与えられた仕事、天命に従って生きています。
それによって一人の生命が無事に続いているのです。



4.すべてが八百万のカミ(潜象)でできている
(万有万神の条理 原稿p33)

カミは私たちの生命の始原量であって、私たちは
そのカミで出来上がっています。カミは潜象です。
現在の物理化学は現象を対象としていますが、
それでは片手落ちなのです。

カタカムナは命の発生をカミ(潜象)から解き明か
しています。
私たちの体は、現象と潜象が入れ替わり重なり合い
そして、発生と消滅を超高速で繰り返しています。
これがタカマガハラです。
万象万物は、タカマガハラなんです。

タカマガハラ
タカ(カミが発現)し
マカ(分化)し
ハラ(還元)している ということです

潜象から発生した現象は、次の瞬間には根源の
極微粒子に還元します。
これがアマハヤミ(超高速)で繰り返されています。
これこそが、カミ(神)の働きでしょう。

万象万物のすべてが八百万(無限数)のカミで
できています。

潜象界で八百万のカミが働いている象は、
体内の細胞たちの中でも、宇宙の星々の中のでも、
同じような似た象で働いていますから、
カミの世界は無限に小さいモノから無限大まで
幾重にも重なった相似象になっているように思えます。


今回の項目についてここまでです。



今思うことをお話しさせてください。

「気の質」について

雨上がりの木立の中や神社の境内の氣は
すがすがしく感じます。そんな氣をかもしだせたら
いいなあって思うんです。
氣には様々な情報が乗っていて心と体に影響を
与えています。

優しい雰囲氣をかもし出せれば、今までと同じ
状況であるはずの日常生活も無理しないで
過ごせていることに気づいたりします。

それは、姿勢と歩き方、呼吸を整える、そして笑顔
でいること。マノスベです。
そうすると、細胞が元気になって、
自分のかもし出す氣の質が高まるのです。

すると、人と人の むすび が可能になります。
むすびは氣が媒体になって心と心がむすぶことです。
これは、人や動植物だけでなく、物にも可能です。
気持ちを込めると味が良くなるのもこれでなんです。
物にも心があるからです。

むすびができると人は素直に動いてくれます。
力を使わずに、氣で動きますから、介護や護身術
にも使えます。

大野さんは、以前は介護に使うときの方法などを
詳しくやっていたけど、結局マノスベさえできれば
できちゃうから、マノスベの姿勢に徹することにした
のよ、とおっしゃられていました。

氣の質を高めると、心が平和で穏やかになるし、
体も健康になっていって、直感力も磨かれてくるし、
カタカムナのマノスベの教えにモロカゲサチーなんです。



今日はここまでです



参考書籍や関連サイトと、この動画の文章版やブログも
説明欄に貼り付けておきますので、
よろしければ参考にされてください。

ブログ名は「宇宙と地球のメモ帳」です。





最後までご視聴ありがとうございます
モロカゲサチ~(^^♪

ではまた