【カタカムナ 生命の神業55 神業はカミの力③】

 

★このブログは2023.7.10にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★

 

こんにちは! ゆかりです
今回は【カタカムナ 生命の神業55 神業はカミの力③】です

大野朝行さんのHPや書籍を参考にお話し
させていただきます。

項目
1.カタカムナとは日本文化の原点
2.桃の実は意富加牟豆美(オホカムツミ)の命
3.カタカムナ ウタ 第43首
4.アマノミナカヌシの神について




1.カタカムナとは日本文化の原点

私ね、カタカムナって何? って聞かれると
潜象物理とか宇宙物理とか直感物理なーんていうと
とっつきにくい印象があるじゃないですか。
それで、言魂や 天然自然を愛しむ精神性とか、
それに伴った生き方や在り方、

他にも稲作法とか製鉄技法など 
もっと広い分野 いろいろありますけど、それらを
七五調のウタにしてあるもので、とっても広くて深い
ものなんですが、これは、一言でいうと
「日本文化の原点」だったんですよね

大野朝行さんの 魂合氣も カタカムナが浸透した
日本文化から生まれたものです。
カタカムナでも 魂合氣でも 大切なのはマノスベシです


マノスベシとは
「体で感受して、それに従う天然自然ないとなみ」

のことなんです。天然は潜象、自然は現象のことです
そして、「カムの業」という意味もあります
つまり、神の働きかと思う 不思議なことが
ときには現われるからです

これは、昔の日本人の姿勢、仕草、歩き方、心のあり方
等がマノスベシに沿って、自然とできあがっていた
のです。 だけど、明治以降、人間が作った 
西洋式の軍隊の姿勢、歩き方を採用したことで
次第に失われていったのです。


日本人なら思い出せるはずなので、
普段マノスベの姿勢を忘れていても
アッ!って思ったら 前重心じゃなくて
踵重心のマノスベの姿勢に直しつつ、
日常を送っています(笑)

そうすると心も穏やかになって、なんかね
平和モードだな~って 私は思っています

「カタカムナは日本文化の原点」でした。


 


2.桃の実は意富加牟豆美(オホカムツミ)の命

「合気神髄」143頁に
「武産合氣は桃の実の養成であり」とあります。

また「古事記」には黄泉の国から逃走する伊耶那岐の命
が、黄泉の国とこの世(現し国)の境 
伊賦夜坂(イフヤサカ)で、桃の実を追手に投げつけ
て退散させ、無事脱出しました。

そこで伊耶那岐の命が、桃の実に仰せになったのは
「お前は、私を助けたように、現し国のあらゆる人々
が苦しい目にあい、患い悩むときには助けるがよい」
と、功績を賞して桃に与えた名前が
意富加牟豆美(オホカムツミ)の命です。

したがって「武産合氣は桃の実の養成であり」というのは、
桃の実には邪氣を祓う能力があると信じられていまし
た。ですから、
そういう邪気を祓う力を養成しなさいということでしょう。


合気では、ミソギをすることで邪気を祓います。
日本のミソギは何事も「ミを入れて行うこと」になります。
詳細はここでは、省略させていただきます。

オホツカムツミ(意富加牟豆美)という言葉も、
カタカムナが根源です。

次のウタを見てみましょう。



3.カタカムナ ウタ 第43首

このウタには 現代の生活習慣病もなくなることが
ウタわれています


カムナガラ ミハカシナ カタカケメクル
オホカムツミ ヨモツ チシキノ イフヤサカ
カムマトマリノ ツキタテフナト ミチナガチバ
タケナミハメ ソラワケ イフヤサカ


【用語の訳】

○カムナガラ
カム カはム(六方に、無限に)存在して、
ナ(何億回)も
カ(カが関わって)
ラ(現象が現われ)ます。
そんな思念の枕詞です。

○ミハカシナ
ミ(ミツゴマリであるイカツミ、マクミ、カラミ)の
ハ(正・反)が
カ(カム)から
シ(示され)
ナ(繰り返されて)て、シナ(品)になります。

○カタ カケ メクル
カ(カム界から) タ(現象に出た)
カ(始原量)は  ケ(変化性をもって)
メ(発生)して  ク(自由に)
ル(存在)します。

※自由に存在するとは、カは単なる素材ではありません、
神の意志を持っています。
カタ が カケメグルという言葉にカの勢いを感じます。

○オホカムツミ
オ(六方環境)で
ホ(正反親和重合)する
カム(潜象)の
ツ(個々)の
ミ(実質)は、

○ヨモツ チシキノ
ヨ(四相をもって) モ(受け継がれている)
ツ(個々の潜象粒子)であり、
チ(持続力)を  シ(示し)て
キ(発生)し  ノ(変遷)して、
イカツに変遷します。

○イフヤサカ
イ(イカツ=電子)の
フ(粒子性と波動性の二つの働き)が
ヤ(極限・飽和・完成)すると、
サカ(正反逆)の働きを現します。それは、

○カム マトマリノ
カムが マとト(重合)し マとリ(分離)する働きに、
ノ(変遷)します。

※重合はソギタチ(粒子性、収縮)、
分離はソコタチ(波動性、膨張)の働きになります。
これが、イザナギ(粒子性)とイザナミ(波動性)の
働きです。
このようなサカ(逆さ)の働きがあることで、体の
様々なバランス調整がなされるのです。

○ツキ タテ フナト
ツキ(個々に発生)し
タ (独立的に正反に出た)
フナ(ナギとナミ)は
ト (発生と還元)を繰り返します。それは、

○チミ ナガ チバ
ミ(ミツゴマリ)が
チ(持続)するには
ナガ(何兆回とカの供給)が
チ(持続)する
バ(場)であることです。

※つまり、生命力が持続する場になりますから、
そのような場ができる工夫が大切です。
「アマウツシの条件に恵まれること」と言い換えても
いいでしょう。

○タケ ナミ ハメ
タ(現象に出て) ケ(変化、変遷)を
ナ(繰り返す) ミ(ミツゴ)が
ハ(正反)に 
メ(発生)して、電子粒子(ナギ)と
生命波動(ミツゴナミ)の発生となります。

○ソラワケ
ソ(そこ)に
ラ(現れ)て
ワ(調和)を図るように
ケ(変化性)をもって、

○イフヤサカ
イ(イカツ=電子)の
フ(粒子性と波動性)が
ヤ(極限・飽和)に達するように
サカ(カの量に相当したチカラが)生まれるのです。

※ヒフミヨイムナヤと変遷していくには、重合を
何万回、何億回と超高速で繰り返していきます。
その時にヒフミヨイムナヤのすべての段階で必ず、
オホ=カム=カと対向し、オホが関わることで、
カムウツシ・アマウツシが給与されます。

詳しくは、第5首で説明していますので

【カタカムナ 生命の神業22 カタカムナ ウタ 第5首】
を説明欄に貼り付けておきますので
よろしかったら、そちらをご覧ください。



【第43首まとめ】

アマノミナカヌシの神(アマナ)の働きが盛んであれば、
シナ(品質)も良くなります。

これは、細胞の品質といって良いと思います。



第43首では、何がウタわれているかというと

シナ(品質)が良いものは、
マノスベの生き方をしている、つまり
「オホの示す方向にスナホに乗る生き方をしている」

とウタっています

ナガチバ(繰り返しのカの発生が持続する場)が
できれば、タケナミハメ(ミツゴナミ)がソラワケ、
ソ(そこ)に ラ(現れる)ワケ(訳け)です。

イフ(イカツの波動性と粒子性)が ヤ(極限飽和)
まで サカ(カのチカラ)が発生する場で、
カタカケメクル(カは変化性をもって変遷、発生と
自由に存在します)。

マノスベの状態ができれば ミツゴナミの発生が
盛んになります。

ミツゴナミは生命波動のことでしたね

ヨモツチシキノ(四相を以て持続的に発生し)
イフヤ(イカツの正反のチカラが、極限飽和まで)
サカ(カの量に相当した働きが生じる)には、
カム(アワ)が多量に親和重合してくれることです。
※四相とは、ソコ(膨張、アワ)ソギ(収縮、
サヌキ)シマ(流線、ナミ)マリ(粒子、ナギ)のこと。

そうすれば、現代病といわれる血圧、体温、血糖値、
呼吸器、筋肉の緊張と弛緩といった生理のバランスも
カムマトマリノ(正反のバランスを取る)働きが
強くなります。

現代の生活習慣病はバランスの崩れが原因です。
年を重ねると動きが敏捷でなくなるのも、バランスを
とる速度が遅くなるからです。筋力の衰えではなく、
オホ(六方環境にあって正反親和重合して、対向発生
するアワ量)が少なくなるためです。


ということで、要するに
自分自身がいつも マノスベの状態を作っておくと
生命波動が高くなっていいですよ ということなんです



4.アマノミナカヌシの神について

アマノミナカヌシのことをアマナとも言います。
アマナは アマ(宇宙)のチカラのナ(代行者)です。
アマノミナカヌシは、
アマノ(アマから変遷した、電子、原子、細胞)の
ミナカ(真中)に、
ヌシ(核)として存在します。


ヌシは潜象(見えない存在)の意味ですが、見えなく
てもヌシは確かに存在しています。
しかも、体内の60兆個の細胞一つ一つに存在していま
すから、八百万(ヤオヨロズ)(無限数)なのです。
アマノミナカヌシによってアマ(始原量)が体の必要な
トキ、トコロに配られることで、私たちは存在して
いるのです。まさに神の働きです。

アマノミナカヌシの神は宇宙のチカラの代行者

大野さんは、アマナが何でもやってくれてるのよ。
ということをよく言っておられました。


今日はここまでです



関連サイトや書籍につきましては、説明欄に
貼り付けてますので、よろしければ参考に
されてください。



最後までご視聴ありがとうございます
モロカゲサチ~(^^♪
ではまた