【カタカムナ 生命の神業52 日本の古来文明⑤】

 

★このブログは2023.6.11にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★

こんにちは! ゆかりです
今回は【カタカムナ 生命の神業52 日本の古来文明⑤】です

大野朝行さんのHPや書籍を参考にお話し
させていただきます。

項目
1.アマココロとは
2.ニコニコが良いサイクルを作る
3.カムカエルのウタ
4.マノスベの姿勢の概要





1.アマココロとは

アマココロは

「万象万物をよりよく生かそうとする思いと能力」
のこと。


アマがすべてを生み出しているわけですから、
アマからみれば すべて自分が生み出した子ども
だから、ちゃんと幸せに生きてもらいたい。
そう思う心 それが アマココロです。

だから、それに任せればよいのです。



私達がそれに答える具体的な方法が
「ミを入れて行う」 ことになります
これによって、カミの働きが完璧に余すところなく
発揮されるのです



なので、アマココロに任せることが
一番悟るべきことなのかもしれません


ココロ
コ(くり返し)
コ(くり返し)
ロ(六方環境のオクから正反に出る微粒子)

ココロは微粒子なんです。



ここまでがアマココロになります。





2.ニコニコが良いサイクルを作る

ク という言葉からは「苦」を連想しがちなのですが
その本来の意味は
「自由自在に楽しみながらその方向に進んでいくこと」 
自由なんです

首、くねくね、クルクル、くにゃくにゃ、雲とも通じます。
ふわっと やわらかく自由な形で空に浮かんでいます。

国もクニ(自由さが定着している)
ということから名づけられたのでしょう。

アマココロ(アマの心)は
生み出した子どもである私たちが
痛めつけられることを好みません。


死ぬまでニコニコ笑って暮らせる心身を願っています。
そういう状態の中でしか、
人生も、合氣道や神業も上達しません。

ということは、ニコニコ笑顔でいられる状態のときに
氣やミツゴナミ、生命エネルギーが発生すると
いうことです。



外国文化が主流となった現代では、それまでの
常識も変わり、多くの人が我慢を背負って生きる
世の中になってしまいました。自然にニコニコが
少なくなり、心身ともに弱くなる一方です。

渡来文化を真理と思って、検証せずに鵜呑みにして
しまう人が少なくありません。
いつの場合も「何かおかしくないだろうか」と、
自分で考えたり、しっかり考えないと真実は
見えてきません。

傍目八目(おかめはちもく)という言葉があります。
他人の囲碁を傍で見ていると、実際に対局している
ときよりもよく手が読めます。これは、第三者の目
で見れば物事の是非が見えることを表しています。

このような眼をもって世の中を見ていれば、
真実が見えてきます。

第三者の目、大事ですね。




3.カムカヘルのウタ


カタカムナ ウタは、カタリベによって伝わりました。

中でも「カムカヘル」のウタはたくさんあります。
その一つを見てみます。

カムナガラ ヨロヅコトナリ ササヘアヒ
アマネモロカゲ アガムモノ
ヤクサヒトミチ カムカヘル

(「相似象」第5号 カムナガラノミチ第51句)


【要約】

○カムナガラ
カム(無限界)から
ナ(何兆回と)
カ(あらゆるものの素、始元量)が
ラ(給与されます)

※ガと読むときは、カを強調しています。
ここではカサ(カの量)の多いことを強調しています。

○ヨロヅ コトナリ ササヘアヒ
ヨロヅ(万象万物)の
コトナリ(異なるそれぞれ)が
ササヘアヒ(支え合って)生きています

○アマネモロカゲ
アマネ(万物)は
モロカゲ(もろもろのお蔭)で存在できるのです

※私たちが「お陰様」という原点はこのモロカゲに
ありました。モロカゲには当然、神のお陰もあります。

○アガムモノ
そもそも、この精妙な宇宙を作り上げているのが
カム・アマという無限のチカラの主です。
そして、このカム・アマのチカラを体の中で代行
しているのがカムナ・アマナです。
これをアマノミナカヌシ(神)と呼んで崇めます。

※ほかにも、お天道さま、お月様、木、草花、地、人
などモロモロすべてが崇める対象になります。
万有万神なのです。現象と潜象の間には境界があって
その境界にアマナがあります。
アマナとはアメ(マリ)の密度の高い状態を言います。
アマナ(アマノミナカヌシ)の役割はアマウツシの
授受によって潜象を現象に分化させ、現象を潜象に
還元させます。アマウツシは現象物ではなく目に見
えない潜象であり、色々な現象と重合しています。

○ヤクサヒトミチ
人のミチ(行い)は 
ヤクサ(八方に、自由に分化していく)が、

○カムカヘル
そのミチは直感力を働かせて、カム(神)から
感受して考えることでしょう。

※カムからの感受というと難しそうですが、
動物たちが持っている帰巣本能は、
カム(神)からの伝えを常に感受することです。
これによって帰巣できるのです。



カムカへルのウタをもう一つ

カムナガラ カヤイワモコロ イキイクミ
ハエツ キヘイヌ ツキヌイマ
ヤクサヒトミチ カムカへル

(「相似象」第5号 カムナガラノミチ第59句)


【要約】
○カヤイワモコロ イキイクミ
カヤ(草)も イワ(岩)も モコロ(モロモロの
極微粒子)も みな息(生きて)イクミ(育って
いく身)です

○ハエツ キエイヌ ツキヌイマ
ハエツ(発生)と キヘイヌ(消滅)の
ツキヌ(尽きない)イマ(イマイマ、瞬間瞬間)の
存在です

○ヤクサヒトミチ ヒトミチ カムカヘル
ヤクサ(様々に分化していく)ヒトミチ(人の道)も、
カム(無限界、神)から感受して考えましょう。




※過去や未来は頭の中にしか存在しません。
過去を悔やんだり、未来を心配するのは人間だけです。
深く悩んでしまうか、平常心でいられるかは、
生まれつきのタチ(性質)ではありません。

体がマノスベ(自然の秩序に従った)の姿勢で
しっかりすれば、精神もしっかりします。
精神がしっかりすれば、周りからあれこれと干渉
されたり、怒られても、それはもう「ほっとけ様」
の心境で揺れ惑うことがなくなってきます。


何かを成そうとする明確な意志と志を持って、
神と共に歩むと決めれば、神は応援してくれます。
神(潜象の働き)に任せればよいのです。

気持ちを楽にして生きられるかどうかは、
玉垣(想念のあり方)次第なのです。








4.マノスベの姿勢 概要


マノスベの姿勢の作り方

マノスベの姿勢に変えると、カミの応援がありますから、
健康、生命力、根気、才能、精神性と必要なことが
改善されます。

マノスベの立ち方は、
書籍やHP、過去動画に詳しく載せてありますから、
ここでは概要を記しておきます。

1)両足を腰幅に開きます。(前から見ると脚は平行です)

2)肩甲骨を意識しながら、その下側を寄せます。
すると顎は上がり、肩も後ろに移ります。

3)遠方の山を広く見る気持ちで、視線は水平より
やや高くします。

4)お腹はグイッと引っ込めて、背中側を丸くします。
肛門が前側に移動します。

5)すると踵立ちになるでしょう。
このときバランスを取ろうとして、膝を前に
出さないこと。
足先が浮くぐらいの後ろ重心が良いのです。


後ろ重心は、自分で後ろ重心だと思っていても
前重心であることが多いのです。
試に立ったときに、時々アマノミナカヌシと唱えて
ください。上体が後ろに引かれるでしょう。
神が正しい後ろ重心を教えてくれるのです。


マノスベの姿勢で日本の古来の文化の素晴らしさを
ぜひ、体感していただきたいです




参考書籍やサイトにつきましては、URLを説明欄に
貼り付けてますので、よろしければご覧ください。



今日はここまでです
最後までご視聴ありがとうございます
モロカゲサチ~(^^♪
ではまた