★ カタカムナ 生命の神業17【最善の座り方】

 

 

★このブログは2022.4.2にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★


今回は カタカムナ 生命の神業17
【最善の座り方】です

大野朝行さんの書籍やホームページを参考に
お話しさせていただきます

1.基本のカタカムナ用語
  (カム、カムミ、ミソギ)
2.最善の座り方のウタ
  (カムナガラノミチ第37句)
3.ミキザの座り
  (姿勢の要点、ハラ文化)


カタカムナには「カタカムナウタヒ」という
全80首からなるウタと
「カムナガラノミチ」という全104句からなる
ウタがあるのです
『相似象』第5号に載っています
その88頁には、次のようにあります



「カムナガラノミチは、神道よりも、
天孫降臨よりも、もちろん仏教儒教思想よりも
はるか昔の上古代以来伝えられてきた
日本民族の独自の哲学に基づくものです」

とかかれているんです。
なんか、楽しくなってきますよね~♪

では、句を読む前に
知っておきたいカタカムナ用語を説明させてください



1.基本のカタカムナ用語
 (カム、カムミ、ミソギ)


【カム】
カムは現象を発現させる場のことで、
無限に大きく、アマ(大宇宙、一切のモノの
起源=始元量)を包み込むように存在して
いて、我々の生命に刻々と関わっています。

カムのカは極限まで小さい潜象粒子で、それが
現象界に出てアマになり、
アマからメを出すようにアメが出て、
アメが変遷して、それぞれの性質を持った
ツミ(粒子)になります。

それらがクマリ(自由性をもってまとまり)して
クニ(原子、分子)に変遷して、
タマ(独立した現象物のマ、形)が生じます。


要するに
カムは現象を発現させる場であり、大宇宙(アマ)も
カムの場の上に発現しています。


【カムミ】
カムから生み出される代謝物。極微粒子。

こんな言葉がります

「カムミ カシコミ アガメアフ」
…カムミを畏敬し、崇め尊ぶこと
「カムミ イヤマヒ イツキノリ」
…カムミを尊重してカムミの吸着を祈ること

カタカムナ人がカムミを大切に思う気持ちが現われています



【ミソギ】
カムウツシとアマウツシを豊富にして
カムミを体に吸着させることです

イカツミ(陽電子=アワと陰電子=サヌキ)を
身に吸着させることによって、体のミの密度が
濃縮され、外見がすっきりとソゲタ形になるので
ミソギといいます。




2.最善の座り方のウタ 

日本古来の文化に基づく

アマウツシミチ=健康を保持する方法です
「カムナガラノミチ 第37句」を読んでみます


カムナガラ カムミタハチル
タナココロ ミキザヒザオキ
イツキノリ  アマウツシミチ
イヤミソギ


【要訳】

〇カムナガラ
カタチこそ目に見えないけれど
カムナガラのサトリによれば

〇カムミタハチル
カムミ(カムから生み出されたモノ)の
タハ(放出)を
チ(持続)させ
ル(留まらせる)

〇タナココロ
掌を

〇ミキザヒザオキ
ミキザの座りをして、その両膝の上に置き

〇イツキノリ
生命力が多く発生して体に乗る祈りは

ということですが、分解すると

イ(イカツミ(電気)、マクミ(磁気)、
カラミ(力)を秘めている生命力)が

ツ(たくさん)
キ(発生)し
ノリ(体に乗ること、イノルこと)は、


〇アマウツシミチ
アマウツシがミチ(満ちる方法)であり

〇イヤミソギ
カムミを身体に活性に吸着させる

イをヤ(飽和、極限)まで増やして、
ミ(カムミ)をソ(其処)にキ(発生)させます。


現代文のみで読むと

カムナガラによれば

カムミを放出する掌を
ミキザの座りをした両膝の上にのせて
生命力が多く発生して体に乗る祈りを続けることは

イ(イカツミ(電気)、マクミ(磁気)、
カラミ(力))の秘めた生命力を極限まで増やして
カムミを体に活性に吸着させるという
アマウツシが満ちる方法である


3.ミキザの座り

正座は江戸時代から盛んになった
座り方であり、あぐらは仏教と共に
インドから渡来したものです。

カタカムナの時代の人々は感受性が
良かったので、このような座り方ではなく、
カムツミ(カムの潜象粒子)の発生を多く
する座り方をしていたと思います。

しかし、それがどんな座り方だったか
解っていません。
伝わっている中では、平安時代の座り方が
一番古いので、これを参考にして試してみました。
そして、正にミキザと呼ぶにふさわしい
座り方が解りました。




★ミキザの姿勢で大切な要点があります

これは 鼠径部、膝、足首の3箇所の曲がりを
直角にすることでした。正に3段階の姿勢です。
順番に説明しますね。

1. 鼠径部では、体と大腿との角度を直角にします。
この座りは、自ずと肛門が前方にきます。
肛門が前にくることは、立つときも腰掛けるとき
にも大切なのです。

2. 膝関節では、膝関節の内側の角度、つまり
太股とふくらはぎが直角に向き合うようにします。

3. 足首関節 両踵のきわを合わせて足裏同士が
直角に向き合うようにします。

この三箇所の直角は、それより狭くしないこと。
この座りがきつい方は、アキレス腱や、股関節、
骨盤の動きが硬い為です。


掌を膝に置く時に、肘は真下ではなく左右に
向かせます。こうして脇の下を開けておくと
菱形筋を寄せて肩甲骨を寄せることが易しく
なります。

胸を張らずに、肩甲骨を寄せる姿勢が正しい
のです。脇が締まると、様々な点で良い結果
が生まれてきません。

試しに、ミキザで座った人を真横から押して
みましょう。安定しています。
姿勢が安定していれば、精神も落ち着きますから、
精神統一ができます。

体の内部もまとまり、自ずと深い腹式呼吸に
なります。神業も効きます。
他の座り方と比べてみると違いは歴然とします。
ミキザは体の内部が整って、ハラが決まります。


ハラ(お臍が中心)が決まると、日本がハラの文化
であったことが腑に落ちます。

そしてこれが「ミを入れる」ことの本質ですから、
これを如何に大切にしてきたかも解ります。

ハラ(お臍が中心)は、正反のバランスを取ると
ころです。ミを入れた状態で精神が統一します。

これは、瞑想や禅定(ぜんじょう)と似ていますが、
瞑想や禅定は己自身を高める為に行います
一方、ミキザは対象と一体となって、
共に良くなろうとする為に行います

 

なので、瞑想や禅定、丹田、チャクラなどとは、
違った文化であることが体で理解できます。
日本はハラを割って話すとか、ハラが立つとか、

ハラに据えかねる、などというのもハラ文化だから

なのでしょうね



ミキザ以外の姿勢で注意する点があります

それは、椅子に座る時も、立つ時も、全て肛門が

前方にくるようにします。

そして、肩甲骨を寄せて、出来ればアキレス腱を

伸ばして足先を少し浮かせてください。
 

立っても腰掛けても、その姿勢が良い姿勢かどうか
を判断する確かな方法は、深い腹式呼吸になって
いるかどうかです。
ミキザ座りをすると腹式呼吸になっていることが
わかるでしょう。


以上です


ミキザの座り 日本古来の文化です。

ご自身の体で感じていただければ、うれしいです。


ちなみに、
私は、以前交通事故で、右の大腿骨を骨折して
右膝は後遺症があり、ヨガなどであぐらを
かくことができません。
その点、ミキザの座りは、支障なくできます

それに、普段の姿勢や歩き方や呼吸法などで
体幹や深層筋が自然に無理なく鍛えられるので
とても ありがたく思っています

健康増進にお役立ていただければ幸いです♪




今日はここまでです
みんなで免疫力を上げて参りましょう

最後までご視聴ありがとうございます
モロカゲサチ~(^^♪


ではまた