★カタカムナ 生命の神業14 神業の実践

★このブログは2022.3.10にyoutube配信した内容をそのまま まとめたものです★

こんにちは! ゆかりです

今回は カタカムナ 生命の神業14
神業の実践 です

1.魂合氣とは
2.マノスベの姿勢は上古代から
     繋がる日本の文化
3.神業の原理
4.神業の実践



1.魂合氣とは

生命の神業の著者である大野朝行さんは
平成18年に埼玉県北本市で
道場「魂合氣研究所」を発足して、
魂合氣とカタカムナを合わせた
研究と講座やレッスンをされています


魂合氣とは普通の合気ではなくて
触れずに、或いは、触れたとしても
筋力ではなく相手を転がしたり
動かしたりできるものです


それには「姿勢」が重要になってきますが
このことは「五輪書」から学びました
その姿勢こそ カタカムナ文明より伝わる
アワを豊かにするものだったのです
そして豊かなアワからは
様々な不思議さが生まれます


ある方が 大野さんの道場へ魂合氣を
習いに来た際に
「ここは魔法学校ですか?」
と言われたそうです 普通では
考えにくい不思議なことが起こるからです

その不思議さは 体感するしかないのですが
大野さんの動画で参考になるリンクを
説明欄に張り付けさせていただきます
実践されて、その不思議さを
感じていただけたらと思います


尚 魂合氣では 技をかける人を「取り」
技を受ける人を「受け」と表しますが

それは「受け」に姿勢をとってもらって
それを動かす稽古もあるからです




2.マノスベの姿勢は上古代から繋がる日本の文化

江戸時代前期、宮本武蔵が著した「五輪書」は
兵法家への指南書ですが そこに記された姿勢は
正に上古代の日本人がしていた
マノスベ(自然の秩序に従った)の姿勢でした

武蔵は優れた感受性によってこれを正しく
蘇らせて 「五輪書」に書き残してくれました
マノスベの姿勢からは
サヌキ(筋力)とは異なる
アワ(調和)のミツゴナミの働きが生まれます
 
これから行う神業も わずかなきっかけで
受けは自ずと転んでしまうのです

この原理を知らなければ
相当稽古を積んだ 
人による神業だと見えるでしょう

しかし神業はあなたにもできるのです
ここで紹介する遊びを繰り返しているうちに
マノスベの姿勢とアワ(感受性)が磨かれます

感受性こそが生命力であり
生命の神業に繋がります


中には 究極の武術を期待する方もおられる
かも知れませんが
「相手を倒したい、強くなりたい」という
勝負の意識があるうちは神業ができません


なぜなら この勝負の意識は
サヌキ(差をつけて抜き出たいという意識)
であって アワ(調和)ではではないからです

感受性を磨く目的からも外れます


感受性を磨くことは、人に勝つことよりも
ずっと大切なことなのです
先ほども言いましたが

感受性こそが生命力であり
生命の神業にも繋がるからです
 

 
では 触れずに 受け を動かすこと
の原理に移ります




3.神業の原理


ミツゴナミ(生命波動)は
体の外へ大きく広がります

生命波動は細胞にとって 心地よい ものなので
受け の細胞は感受して共鳴します



すると 微細な変化でも 受け は自ずと動い
てしまうのです。これが神業の原理です


こんな実験をしてみました
受け は胡座で座り 
自分の菱形筋(両肩甲骨の間)を意識します


取り は 受け から離れて立ち
自分の菱形筋を寄せます
すると 受けは後方に引かれて転びます

菱形筋という深層筋の働きでミツゴナミが
発生し それを感受した受けは菱形筋を
通して共鳴します

それが 心地よい ので転んでしまうのです


次の実験も参考になるでしょう
受け は椅子に腰かけます
取り は離れたところに立って言魂を発します

「アシアトウアン」というと 受け はスッと
立ち上がります けれど
「アシカビ」(縦横に広がること)では
立ちあ上がりません

二つの言葉は クマソ(言葉の持つ力の励起)
が異なるからでしょう
何度かやっているうちに
次のことが起こりました

取り が発する言葉を決めて
「アシ」と発した時に結果が出てしまうのです
つまり受けの細胞には 
「アシアトウアン」か「アシカビ」か
取り の思い(意識)が伝わってしまうようです



しかし この実験に限らず 
「強く思うと受けには伝わりません」
そこで 
「意識を自分のはるか後方に置く」ことで
思いが薄まって「無心」に
近くなるのかもしれません

無心の時は 当然ですが
取り は 受け に対して働きかけません
動かないでいるだけです

そこで 受け のほうから 
進んで働きかけたくなります
すると その時には
受け は自ら転んでしまいます
「無心」の不思議な働きです


昔の人が 不動智とか 無念無想とか 
水に映る月 などといって追い求めていた
「無心の真実」
はこのようなことなのでしょう

試しに 取り はマノスベの姿勢で
受け と腕相撲をしてみました
受け は力で倒そうとしますが
取り は脱力して無心でいます

そうなると 受けは力ずくでも
倒すことができません 
むしろ 自身の力の反作用で体ごと
倒れてしまいました
このように 筋力とは異なる次元が
あるのです


その次元とは何か考えてみましたが
結局は オホ(カム(神)が親和して関わっ
てくれること)によって

色々な生命の神業が生まれるのですから
アワ(潜象)の次元としておきましょうか。


マノスベの姿勢だからこそ到達できるアワの世界
今までとは違った生き方があることに
氣がつかれると 日常生活の中でも
きっと様々な変化があるでしょう

常識ではあり得ないことですから
ここでの説明だけでは
不十分かもしれませんが
こんな原理を踏まえた上で
次の稽古をしてみましょう




4.神業の実践

①手の甲と掌を合わせて接触面を感受します

取りは足を腰幅に開いて踵重心で立ち
自身の手の甲と掌を軽く合わせて
その接触面を感じます(感受する)。


触れたときの感覚は どんな感じか
皮膚の温度(温かいとか冷たいとか)
柔らかいとか ごつごつしてるとかを
感じ取ります



前に立った受けは 両腕を掴んで左右に
ゆっくりと引いてみましょう

感受できていれば手の甲と掌はしっかりと
付いたまま離れません
感受することで このような変化も生じるのです




②握手をすると受けが崩れる遊び


・マノスベの姿勢で 楽しい気持ちで受けと
 向き合って握手をします
・その際 取りは力を入れて握らないように
・腕も肩関節から下ろしましょう

・この時 取りは菱形筋を寄せておきます
・脇は開けておきましょう
・取りは 踵重心でバランスを取りながら
 立っています

受けは 取りから発するミツゴナミを感受
しています(感じています)から
ちょっとした動きがキッカケで
崩れてしまうのです


実は 手に触れずに 腕を下ろしただけでも
受けは崩れます



他にも 色々ありますが ここでは
ご紹介しきれませんので

大野さんのYouTubeのリンクを説明欄に
張り付けておきますので よろしければ
ぜひご覧ください



私は 日常の中でマノスベの姿勢を意識
して感受性を鍛えようと励んでいます

すると
あっ! 今ミツゴナミが発生している
というのが感じられるのです

それはどういうことかというと
瞬間瞬間に瞑想しているときの状態に
なるんです

それが私の場合は 体が振動している
ように耳鳴りがするんです

ずーっと 続くのではなく1~2秒くらい 
とぎれとぎれに起こります
とても心地よい耳鳴りなんです

これは あくまでも私の感覚ですが
とても不思議で気持ちいいです

そしたら カタカムナの言葉で
「モロカゲサチ」って言うんです


モロカゲサチは
モロモロのオカゲで幸せです
という意味なんです

カタカムナの文明と魂合氣に
モロカゲサチです(^^♪


今日はここまでです

何かお役に立てれば幸いです

最後までご視聴ありがとうございます
モロカゲサチ~♪

ではまた